サッカーのJ1北海道コンサドーレ札幌FWアンデルソンロペス(27)が、クラブを退団見込みであることが18日までに分かった。クラブから同日、同選手のチーム活動離脱が発表された。
Aロペスは、母国ブラジルから、J1広島(2016~17年)、韓国Kリーグ・FCソウル(2018年)を経て、2019年より札幌に加入。在籍3季目となった今季は、クラブJ1最長タイ5試合連続弾含むキャリアハイ12得点と、19、20年(いずれもJ1・9得点)を上回るペースでゴールを量産。川崎Fのレアンドロダミアン(31)と並び得点ランクトップを走るなど、チームの得点源として活躍してきた。5月22日の清水戦(2〇0)で左足首を痛め途中交代となって以降は、ルヴァン杯、天皇杯を含め、公式戦には出場していなかった。
今週はじめに既に日本を飛び立っており、今後は取り沙汰されている他国クラブへの移籍手続きなどを進めていく見込み。直近リーグ3戦負けなしで11位から浮上を目指す札幌にとっては痛手となるが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)のもと、エースの離脱には屈せず、まずは本拠・大分戦(19日、札幌厚別)の勝利に挑んでいく。