【中日】柳裕也、球団公式ユーチューブでアップされたロッテ・加藤匠馬と“惜別抱擁”に「お互い頑張りたい」

スポーツ報知
柳裕也

 今月15日、中日とロッテ間でトレードが行われた。中日は加藤匠馬捕手(29)、ロッテは加藤翔平外野手(30)を放出し、互いのチームの戦力強化を狙った。

 早速16日には加藤翔の入団会見がバンテリンドームで行われた。そして、それに先立ち、千葉へ向かう加藤匠が早朝、最後のあいさつのためナゴヤ球場を訪れていた。

 ここから先は、球団公式ユーチューブの動画を見て確認したことだが、2軍のメンバーの前で加藤匠は「みんなと離れるのはさみしい気持ちはありますけど、僕にとってはチャンスなのでものにできるように。みなさんに負けないように頑張っていきます」と、決意表明していた。

 その後、公私ともに加藤匠と仲が良かった京田陽太内野手が「彼はやりますよ」とカメラに向かって活躍を2度も“予言”。そのまま、カメラは、本来なら1軍の練習が行われるバンテリンドームにいるはずの柳裕也投手の姿を捉えた。柳は加藤匠と会うなり2個上の先輩を包み込むように熱い抱擁。「がんばれよ」とどちらかがささやき最後はグータッチで惜別した。

 17日の全体練習後の代表取材で柳に、その思いを聞いた。「入団してからずっと外食へ一緒に行ったり、会話も多かった。2019年はバッテリーをずっと組んで、2桁(11勝)2人で勝てた。思い入れのある先輩です」。柳は、加藤匠に会うために、ナゴヤ球場へ寄ったことも明かしてくれた。

 振り返れば2年前。2019年5月4日のヤクルト戦(ナゴヤD)だった。バッテリーを組んだ二人はツバメ打線につかまり、柳は6回8失点でKO。思うような投球ができなかった右腕は、いら立ちながら相棒に返球を求めるなど荒れた。しかし、もう一度そこから互いに理解を深め合い、コンビを“再結成”した結果、この年は互いにキャリアハイの成績を残すことができた。

 今季はここまで5勝と安定感抜群の背番号17。6年半在籍したチームを離れた先輩に「ロッテでも頑張って欲しい・・・というか、お互い頑張りたいなと思ってます」。短く締めた言葉に、深い絆を感じた。(中日担当・長尾 隆広)

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