【巨人】原辰徳監督「思ったより開いていない」7差巻き返す!丸復帰即3番で阪神3連戦

スポーツ報知
交流戦明けの阪神戦で巻き返しをはかる原監督

 プロ野球は18日、各地でリーグ戦が再開される。セ2位の巨人は7ゲーム差で追う首位・阪神と甲子園で3連戦。17日にはクリーンアップを担ったスモークの電撃退団が発表されたが、原辰徳監督は「受け止めていくしかない」と前を向いた。阪神に関しても「思ったより差は開いていないな」と強気。3番・丸、4番・岡本和、5番・坂本のクリーンアップで臨む。

 紛れもなく本音だった。原監督はさらりと力強い言葉を発した。18日からの阪神3連戦は、リーグの行方を占う第一のヤマ場と周囲が見る中で「いろんなチーム状況ではあったけれども『思ったより差は開いていないな』という感じだね。だから1戦1戦ベストを、という形で戦っていく」と、自然体で目の前の戦いに集中することを強調した。

 指揮官の言葉通り、チームには逆風が幾度となく吹きつけた。4月上旬にコロナ陽性判定を受けて丸、ウィーラー、中島、若林が離脱。坂本が右手親指骨折、菅野も右肘違和感と、投打の大黒柱もそれぞれ約1か月、戦列を離れた。梶谷も左太もも裏の違和感でこの日、2軍戦で約1か月ぶりに実戦復帰を果たしたばかり。交流戦期間中にも絶好調の吉川が左手中指骨折に見舞われた。

 新助っ人陣も来日が開幕後まで遅れ、4月27日のヤクルト戦(神宮)では1軍デビューとなったテームズが右アキレスけん断裂の重傷を負い、今季絶望に。スモークも本人の希望で退団となり、この日帰国した。それでも「本人は相当な決断だったと思うよ。こっちはもう、それを受け止めていくしかないね」と前を向いた。

 常に主力の誰かを欠いての戦いを強いられながら、ここまで6つの貯金を作っている。今後の戦いで鍵を握るのが、丸だ。不振で5日に登録抹消となり2軍で再調整。その間、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督から直接指導を受けるなど、本来の姿を取り戻すべく必死にバットを振り込み、18日から1軍に復帰する。原監督は即スタメン起用を明言。「(ベンチに置いておける)余裕はないよ。打順は3番で考えてます」と明かした。

 右手親指骨折が癒え、11日のロッテ戦(ZOZO)から復帰した坂本は、3試合続けて5番に座った。すると、22打席無安打を経験するなど厳しい攻めにさらされていた4番・岡本和が3試合で3発5安打9打点と復調。指揮官は、打線がつながり出した流れを継続すべく「マル・オカ・サカ」の新クリーンアップで虎倒に挑む。

 チームはこの日、兵庫へ移動した。残るは79試合。阪神との直接対決も16試合残っており、巻き返す時間は十分にある。「まだかなり(残り試合は)ね。前半ではないけれども、中盤でもないわけだから」。梶谷も週明けからの1軍復帰が見込まれ、役者がそろい出した。勝負はこれからだ。(西村 茂展)

DAZNでは伝統の一戦「巨人vs阪神」を全試合ライブ配信

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請