東映は16日、代表取締役社長の手塚治氏に病気療養の必要が生じたため、取締役相談役の多田憲之前社長が代表取締役会長に就任したことを発表した。
多田氏は1972年の入社以来、北海道支社長、映画宣伝部長などを歴任し2014年4月に社長就任。昨年6月から取締役相談役を務めていた。東映の会長職は昨年11月に岡田裕介氏が急死して以降、空位となっていた。