【こちら日高支局です・古谷剛彦】キタサンブラック産駒コナブラック 20日阪神でデビューへ

スポーツ報知

 6月に入り、JRAでも2歳戦が始まり、地方競馬でも2戦目以降のレースが普通に組まれるほど、デビュー頭数が増えてきた。JRAでは、12日に東京5Rでドレフォン産駒のハイアムズビーチ(牝2歳、美浦・萩原厩舎)が、13日にシルバーステート産駒のメリトクラシー(牝2歳、栗東・武幸厩舎)が勝利し、新種牡馬は早くも3頭目の勝ち上がりとなった。

 シルバーステート産駒は、14日の川崎3Rでシナノシルキー(牝2歳、川崎・鈴木義厩舎)が豪快な差し切り勝ちを演じた。また、先週のJRAで最初の新種牡馬産駒Vを飾ったアメリカンペイトリオットは、11日の大井4Rでトップアメリカン(牡2歳、大井・佐宗厩舎)が、ダッシュつかず最後方から進んだものの、直線に入った時には馬なりで前に追いつき、楽々後続を突き放してデビュー勝ちを飾った。

 先週の当欄で、新種牡馬の話題を書いた後、ポアゾンブラック産駒のミラコロカルミア(牡2歳、北海道・安田武厩舎)が門別で新馬勝ちを収め、ディーマジェスティ産駒のスージー(牝2歳、北海道・佐々木国厩舎)が2戦目で勝利。サトノアラジン産駒のオミワタリ(牡2歳、北海道・松本厩舎)は、初戦3着の後、馬体が絞れた2戦目で勝ち上がるなど、新種牡馬の産駒たちが続々と活躍を見せている。サトノアラジンは、グラスミヤラビ(牝2歳、美浦・大江原厩舎)が札幌5Rの新馬で2着に健闘したが、全国で2頭しか出走していない中で、しっかり結果を出している。

 コパノリッキーとポアゾンブラック、アメリカのドレフォンを除くと、芝のトップホースの産駒が、地方競馬で続々と勝ち上がっている状況は、今の日本の競馬において、非常に意義深い結果だ。イスラボニータ、ラニ、ヴァンキッシュランの産駒も2着馬はいるので、勝ち上がるのは時間の問題だろう。ワンアンドオンリー産駒も、ブリーズアップセールで取引されたビレッジライナーが5着と好調な滑り出しを見せた。

 今週は、20日阪神(芝1600メートル)に、キタサンブラック産駒のコナブラック(牡2歳、栗東・清水久)がデビューを迎える。祖母が04年函館2歳Sを制したアンブロワーズ。半姉のカイルアコナは、新馬勝ち後、小倉2歳S5着、福島2歳S2着など、2歳戦で活躍した牝系と言える。4月14日にゲート試験を合格し、いったん、ノーザンファームしがらきで放牧調整され、5月下旬に入厩。その後の坂路の時計を見ると、初戦から楽しみだ。(競馬ライター)

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