高木豊氏の見解 巨人・岡本和真の引っ張った2発目にさらなる上昇を感じた

スポーツ報知
3回無死一、三塁、左越え3ラン本塁打を放つ岡本和真

◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ4―11巨人(12日・ZOZOマリン)

 巨人・岡本和が逆風に負けず初回に左中間へ18号3ラン、3回には左翼へ19号3ランを放ち、セ・リーグトップの村上に並んだ。11日の最終打席から3打席連発となり、1試合6打点は自己最多だ。チームは18安打11得点でロッテに2連勝。交流戦の成績を5割に戻し、13日の最終戦で勝ち越しをかける。

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 岡本和は2本目がさらなる上昇を感じさせた。もちろん1本目も効果的だったが、スライダーを左中間へ運んだもの。これまでも、左中間から逆方向へは大きな打球が打てていた。最近しっかり引っ張ったホームランが少なかった中、2本目はインサイド高めをコンパクトに引っ張れた。体の切れもバットの走りも良くなっているし、調子はさらに上がってくるだろう。5番に坂本が入ったことで精神的に楽になっている部分もあると思う。

 試合の中で一つ気になったのは、1、3回と無死二塁から二塁走者の松原が、ウィーラーの二遊間を抜ける中前打で1度帰塁し、結果的に三塁で止まったこと。守備位置の確認はしていたのか。1番に定着するのなら、理想としてはあの1本でホームまでかえってほしい。接戦の中では、取れる時にしっかり取っておくことが大事になる。

 交流戦は故障者も出る中、よく粘った印象だが、本当の戦いはリーグ戦再開となる18日からの首位阪神との3連戦(甲子園)。岡本和の状態が上がり、坂本も帰ってきた。いいタイミングでの対戦となるが、投手力が高い阪神に対して、走塁面もしっかり整備して臨みたい。(スポーツ報知評論家・高木豊)

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