【大学選手権】上武大のプロ注目・ブライトが同点打を含む2安打の活躍も準決勝敗退「4番の仕事ができず、チームを助けられなかった」

8回2死一塁、牽制でタッチアウトとなり、反撃の流れを自ら断ち切ってしまった一塁走者のブライト健太
8回2死一塁、牽制でタッチアウトとなり、反撃の流れを自ら断ち切ってしまった一塁走者のブライト健太

◆報知新聞社後援 第70回全日本野球選手権記念大会第5日▽準決勝 慶大10―6上武大(12日・神宮)

 上武大(関甲新学生)は、ガーナ人の父を持つプロ注目の4番・ブライト健太中堅手(4年=葛飾野)が同点適時打を含む2安打1打点と活躍を見せたが、けん制死に泣き、13年以来の決勝進出を逃した。

 敗戦の瞬間、神宮の地をかみしめるように、誰よりも長くその場にとどまった。今大会2本塁打を放っているブライトは6回に一時逆転につながる内野安打。8回には2死二塁から一時同点の中前適時打を放った。しかし、直後に一塁でけん制死。逆転を狙う気持ちが強すぎて「欲が出てしまった。4番の仕事ができず、チームを助けられませんでした」。悔しさから地面を強くたたいた。

 チームは惜しくも決勝進出とはならなかったが、自身は今大会4試合で13打数8安打、2本塁打、5打点の大活躍。50メートル5秒8の俊足を生かした守備と走塁に、一発で仕留めるミート力、そして長打力でプロのスカウトの評価を一気に上昇させた。

 しかし、本人はまだ満足していない。「守備もバッティングもまだまだレベルが低いし、課題ばかり。今から秋を見据えて練習をやって、一つ一つ課題を克服していかなければ秋は絶対に勝てないと思う」。リベンジの舞台は、11月の明治神宮大会だ。今大会を最も沸かせた男が、ひとまわりもふたまわりも大きくなって晩秋の神宮に戻ってくることを誓った。

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