◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ―巨人(12日・ZOZO)
巨人の田中豊樹投手が、好投した。
7点リードの8回無死一、二塁から戸根に代わり、レアード、安田、加藤を三者凡退。9回も続投し、三塁まで走者を進めたが最後はマーティンを三飛に抑えた。
6月3日に1軍に再昇格してから、ここまで4試合を投げ計6回1/3を無失点と好投。2軍戦での先発が自身にとって大きなきっかけになったという。
5月20日に出場選手登録を抹消されてから、同23日のイースタン・リーグの楽天戦(G球場)でプロ入り後初先発し、4回4失点だった。「2軍で先発させてもらい点はとられましたが、4回を投げて思う部分だったり、キチキチを狙わずにストライクゾーンで勝負できることを経験できました」と大学生以来の先発の経験を振り返った。「これまで(回を)またいでの投球は苦手意識がありましたが、バッター1人ずつ、大胆に攻めればいいんだと気が楽になり、今の調子につながっていると思います」と復調の要因を分析。「今日も、一人ずつ大胆に抑えていくことだけを考えていました。明日からもまた、強い気持ちで頑張ります」とコメントした。