【ヤクルト】村上宗隆、元同僚・バレンティンの前で見せた4番としての成長…幾多の助言、感謝の一発

2回無死、村上宗隆が右翼へ先制のソロを放つ(カメラ・豊田 秀一)
2回無死、村上宗隆が右翼へ先制のソロを放つ(カメラ・豊田 秀一)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク0―1ヤクルト(11日・PayPayドーム)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が、2戦連発となる19号ソロを放った。2回先頭で相手先発・石川の146キロ直球を右翼ポール際中段へ運び、これで12球団全ての本拠地での本塁打を記録した。

 試合前には、19年までチームメートだったバレンティンと再会した。同年の9月末、助っ人が離日する2日前には都内の焼肉店でチーム関係者を交えて会食。普段から「ヤングボーイ」と呼ばれるなど弟分としてかわいがられていた村上は、会食途中から助っ人を質問攻めにした。プロ2年目だったこの年、打率2割3分1厘、36本塁打、96打点をマーク。才能を開花させた一方で、両リーグワーストの184三振を喫していた。村上の問いかけに、バレ砲は真剣な表情で助言を送った。

 「120個三振してもいい。三振より安打を多くすることをモチベーションにすればいい。そうすれば(打率)2割8分打てる。初球はフルスイング、2球目もランナーがいなければフルスイングしてもいい。アウトでも打点を稼ぐチームバッティングができるようになれば100打点できる。ヤングボーイのポテンシャルはものすごい」

 “教え”は確かに生きている。10日にロッテ・佐々木朗から放った右中間席中段への一発も、この日のアーチもともに豪快なフルスイングから生まれた。村上は試合後、「(バレンティンは)ホームランの記録を持っていますし、19年に一緒に野球をして、いろいろ学ばせてもらいました」と振り返った。

 これで交流戦6本塁打。トップのDeNA・オースティンに1本差に迫り、“交流戦本塁打王”も射程圏内だ。同じ長距離砲として幾多の助言、刺激を受けたバレ砲の前で見せた成長。ツバメの4番としての姿を見せる機会はまだ2試合残っている。

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