【ヤクルト】41歳石川雅規 29歳石川柊太との“石川対決”制し交流戦歴代トップタイ26勝

6回を無失点に抑え2勝目を挙げた石川雅規(カメラ・豊田 秀一)
6回を無失点に抑え2勝目を挙げた石川雅規(カメラ・豊田 秀一)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク0―1ヤクルト(11日・福岡ペイペイドーム)

 積み上げてきた技術が勝った。石川が操る緩急自在の投球が、強打のソフトバンク打線を翻弄(ほんろう)した。6回6安打無失点での今季2勝目は、巨人・杉内(現巨人投手コーチ)、ソフトバンク・和田に並ぶ交流戦歴代1位の通算26勝目。17年6月7日以来となるソフトバンク・石川との“石川対決”を制し「数多くのチャンスをいただいているという思いがある。それが26勝になったのはうれしい」と喜んだ。

 最速は130キロ台中盤だが「真っすぐあっての変化球」と直球を重視。4番・柳田に4回先頭は内角直球で二ゴロに詰まらせ、その残像が残る6回2死では真ん中低めの変化球で空振り三振に斬った。6安打は全て単打で、長打を許さない狙い通りの投球に「しっかりと両サイドに直球を投げられた」とうなずいた。

 今季は不調で開幕ローテ入りを逃し、2軍で復調を目指した。プロ20年目。若手にまじって汗を流す日々でも、気持ちが折れることはなかった。「現実を受け止めて。打たれたということは、競争に勝ち残れないということ。心が折れたら辞める時だと思う」。燃やし続けた1軍マウンドへの思いが、好投の原動力だ。

 直近2試合で計11イニングをわずか1失点。手応えを深めたかに見える内容にも、首を横に振った。「毎試合、毎試合、必死なので。自分自身の立場は分かっている。任せられた試合はチームに勝ちを運べるような投球をしていくだけ」。チーム最年長、通算175勝の41歳は、まだまだ衰えを知らない。(小島 和之)

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