【中日】大野雄大、1か月ぶり3勝目「野球人生で3本の指に入る思い出の試合」ができた球場で再び好投

3勝目を挙げた大野雄大
3勝目を挙げた大野雄大

◆日本生命セ・パ交流戦 西武5―6中日(11日・メットライフ)

 中日・大野雄大投手が7回3失点で3勝目を挙げ、チームを2014年以来7年ぶりの交流戦勝ち越しへ導いた。

 トンネルを抜けた。5月4日のDeNA戦(バンテリンD)以来、約1か月ぶりの白星。左腕は「チームは交流戦優勝したいという思いが強い中。自分は前回、前々回とチームの足を引っ張った。何とか勝ちたかった」。ようやく笑みが浮かんだ。

 東京五輪の有力候補の一人だが、5月9日に左肘のコンディション不良で出場選手登録を抹消。復帰後も3戦2敗、今年の交流戦では未勝利と苦しんだ。大野雄は「(この1週間は)すごく悩んでましたけどね。どうやったらうまくいくんかなと」と、沢村賞投手にしては珍しく、悩んでいたことを打ち明けた。

 そんな中、今月4日のオリックス戦(バンテリンD)後にOBの岩瀬仁紀氏から連絡があった。「フォームの気になった点とか連絡くれた。前の壁が作れていないと(指摘を受けた)。自分が思ってる以上に差し込めてない。自分は楽しているつもりはなかったが『フォームは楽してはいけない。いかに窮屈に、しんどく投げるかが大事。スピードガンなど気にせず。差し込める真っすぐが投げられるんだから』と言ってもらえた」とアドバイスを受けたことを明かした。

 最速147キロだったが変化球を混ぜながら粘り強く投げ込んだ。メットライフでは、16年6月11日に完投勝利して以来で2戦2勝。左腕は「あの試合はすごく覚えてる。僕の野球人生の中で3本の指に入る思い出の試合。中継ぎがたくさん投げてたり、チームが完投して欲しいというときにできた完投勝利だったんで、思い出の試合だった。そういう意味では、悪いイメージはなかった」と振り返った。

 与田監督は「何とか試合を作ってくれた」とエースを評価。楽天に代わり交流戦の順位は2位へと再浮上した。球団史上初の交流戦Vへ、まだまだ諦めない。

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