【高校野球】駿河総合 兄が4番で弟が正捕手 石川兄弟「一緒に甲子園へ」・・・夏の静岡大会出場校紹介

夏の初優勝を目指す駿河総合ナイン
夏の初優勝を目指す駿河総合ナイン
4番を張る兄の隼(左)と正捕手の弟・昊
4番を張る兄の隼(左)と正捕手の弟・昊
望月監督が手作りした「スルガスポーツ」はプロ顔負けの完成度
望月監督が手作りした「スルガスポーツ」はプロ顔負けの完成度

第103回全国高校野球選手権静岡大会(7月10日開幕)に出場する全チームの横顔を紹介する。

 石川兄弟が昨夏4強の駿河総合をさらなる高みへと導く。兄の隼内野手(3年)は新チーム始動時から不動の4番。「打点しか頭にない」と言い切るように、昨秋はチーム最多打点を記録した。望月俊治監督(55)も「勝負強さはチーム一番。ここって所でホームランも打てる」と信頼を寄せている。

 憧れはOBでオリックスの正遊撃手に成長した紅林弘太郎内野手だ。「インサイドアウトからバットを出す形をマネして、自分も取り入れている」と2年先輩を尊敬している。冬場は1箱200球のロングティーを毎日3箱実施。172センチ、73キロの主砲は「ボールを捉える感覚を意識した」とうなずき、今春の練習試合では4試合で3発を放り込んだという。

 兄に勧められて入学した弟の昊(こう)は、上級生の故障などもあり1年生ながら正捕手に抜てきされた。178センチ、78キロの体格を誇り「早く先輩たちの力になりたい」と気合十分。エースの西島賢介(3年)も「キャッチングの技術もあるし、物おじせず話をしてくる。肝が据わってます」と評価する。

 隼は昊に打者心理や状況に応じた打撃のコツなどをアドバイスしているという。週末の練習試合後は自宅で家族が撮影したビデオを見ながら反省会を実施。昊は「下位打線への配球も教えてくれるから心強い」と笑う。さらに2人でフォームチェックしあいながらスイングを繰り返している。

 過去最高は19年の準優勝。「一緒に甲子園に出たい」と語る石川兄弟の夢は、チームの夢でもある。(武藤瑞基)

 〇・・・望月監督は“新聞記者”に変身する。昨秋から「スルガスポーツ」と題した部内スポーツ新聞を手作りで不定期発行している。内容は練習試合の結果や選手の目標など多岐に渡り、OBの紅林やソフトバンク・杉山が活躍した際は自ら電話で“取材”して記事にしたこともある。指揮官は「親御さんにもこういうことをやっていると伝えたいし、少しでも選手本人の励みになれば」と明かした。

夏の初優勝を目指す駿河総合ナイン
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