正代、名古屋場所の主役奪取へ「周りが大事な時期なのは関係ない」…「呪術廻戦」休載には作者をいたわる

申し合い稽古中の大関・正代
申し合い稽古中の大関・正代

 大相撲名古屋場所(7月4日初日・ドルフィンズアリーナ)に向けて大関・正代(時津風)は11日、都内の部屋で稽古後に代表取材に応じた。この日は基礎運動の後に、幕下との申し合い稽古で計10番を全勝。立ち合いから圧力をかけ、上々の内容に「普通によく動いている。あとは鋭さとか力強さが大事なのかなと思います。(今後に向けて)そろそろ増やしていかないとなという感じですね」と語った。

 名古屋場所では横綱・白鵬(宮城野)が進退をかけて臨む。横綱は巡業や出稽古で何度も胸を借りた恩人であり、「胸を出して頂いたりとか、稽古を付けて頂いたので、そういうのもあって、今の自分があると思っている」と感謝。昨年秋場所後に大関昇進を果たしてからは横綱戦が実現しておらず、「やるからには思い切りいきたいですね。稽古の成果を出せたらいいなと思います」と意気込んだ。

 場所後には東京五輪が開催され、両国国技館はボクシング会場として使用される。正代の注目はライト級代表の成松大介(自衛隊)。同じ熊本農高、東農大の2学年上の先輩で、大学時代から親交がある。「地元が同じですし、高校、大学と一緒ですからね。応援してます。今回はテレビで見られると思うので、(部屋の)みんなで、もしかしたら見るのかな」と声を弾ませた。

 10日には、正代が毎週楽しみにする週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「呪術廻戦」の休載が発表された。作者の芥見下々(あくたみ・げげ)さんの体調不良によるもので、期間は1か月ほど。先月31日発売号では、一部ページが下書きで掲載される“事件”も話題となったが、正代は「下書きを読者は中々見る機会がないので、逆にレアでしたね」と笑顔。角界きってのアニメ通でもある大関は「漫画家さんは多忙な方々ですから。自分たちも体が資本で、そういう体調を崩したときの気持ちはすごく分かる。(休載でも)待った分だけ再開したときにうれしいと思うので、しっかり休んで頂けたらと思います」と作者をいたわった。

 初日まで1か月を切った名古屋場所は、夏場所を制した大関・照ノ富士(伊勢ケ浜)の綱取りがあるなど話題は豊富。主役奪取を期す大関は「周りが大事な時期だからというのは、正直僕には関係ない。周りはどうであれ、常に勝ちに行かなきゃいけない。常に全力じゃないといけない」と力強く言い切った。

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