【高校野球】清水東 「会話」で63年ぶり甲子園勝ち取る・・・夏の静岡大会出場校紹介

自主性を尊重し甲子園出場を目指す清水東ナイン
自主性を尊重し甲子園出場を目指す清水東ナイン
人一倍声を出してチームメイトを盛り上げる清水東・石垣主将
人一倍声を出してチームメイトを盛り上げる清水東・石垣主将

 第103回全国高校野球選手権静岡大会(7月10日開幕)に出場する全チームの横顔を紹介する。

 清水東のグラウンドには、常に会話のキャッチボールが響き渡る。その先頭に立つのが、石垣快遊撃手(3年)だ。チームで一番“良くしゃべる”主将が「甲子園に行きます」と力強く宣言した。

 1回ダメになったら立ち上がれない。春の敗戦で学んだ。中部大会初戦、静岡東に序盤は4点リードも、終盤に崩れ4―5で敗戦。就任6年目の大代茂雄監督(52)が、「良くしゃべる主将についていけ」と仕向けた。

 そのゲキが効いた。守備練習では「一歩前」「握り変えてOK」。打撃練習では「良いねOK」「もっと振り抜いて」と選手間で叱咤(しった)激励し共に成長していく。平日は長くても2時間半の“時短練習”が密度の濃い練習に。「しゃべる野球」スタイルが確立。石垣主将も「僅差で勝つ試合が増えた」とチームの変貌(へんぼう)を実感していた。

 先輩との約束を果たす。阪神で活躍する岩崎優投手(29)から「甲子園で待っているぞ」とオフに激励を受けたナイン。「野球を楽しむ」と主将が最後に目を輝かせながら話した。清水東の校歌を、63年ぶりに夏の聖地で響かせる。(森智宏)

自主性を尊重し甲子園出場を目指す清水東ナイン
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