【楽天】“交流戦男”の勢い止まらず 鈴木大地が交流戦15戦で9度のマルチ安打

4回2死一塁、右中間に3号2ランを放つ鈴木大地
4回2死一塁、右中間に3号2ランを放つ鈴木大地

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天6―2中日(10日・楽天生命パーク)

 楽天は6―2で中日を下し、3カード連続の勝ち越し。オリックスと並び交流戦首位に浮上した。鈴木大地内野手(31)が4回に右中間席へ8試合ぶりとなる3号2ランをたたき込んだ。この一打で交流戦9度目のマルチ安打をマーク。今季の“交流戦男”の勢いが止まらない。

 フルスイングから放たれた打球は右翼席に向かって勢いよく伸びた。鈴木大は一塁上を回った辺りでスタンドインを確信。右拳を握って喜んだ。歓声を一身に浴びてダイヤモンドを一周。「いい風に乗ってくれましたね」と爽やかな笑みを浮かべた。

 2―1の4回2死一塁で高めの直球を完璧に捉えた。1日のヤクルト戦(神宮)以来となる8戦ぶりの3号2ラン。3回の右前打と合わせ、交流戦9度目のマルチ安打とした。

 8日のカード初戦では、決勝打を放つなど勝負強さを発揮。9日の時点で交流戦は全14試合に出場し、56打数21安打で3割7分5厘、1本塁打、6打点をマークしていた。6月は4割超の打率を残しており、報道陣に「絶好調ですね?」と問われると、「僕よりも上の『超・絶好調』がいるので」と笑い飛ばす。同じく打線をけん引する島内、岡島とは同じ31歳で「本当に刺激になります。すごいなと思いながら、2人についていけるように」と同世代の活躍を発奮材料に励んでいる。

 ロッテ時代から本拠地での試合後にはバットを持って室内練習場に向かうのが日課だ。結果が出ても、出なくても黙々と振り込み、次戦に備える。チームには高卒2年目の黒川や武藤ら、伸び盛りの若手が出場機会を増やしている。石井監督は「大地の背中を見て成長してほしい」と、若手の良き手本として指名するほど欠かせない存在だ。

 交流戦Vへ、首位タイに再浮上。11日からは本拠地で阪神との3連戦が待ち受ける。「一戦、一戦、ワンプレー、ワンプレーをみんなで全力で戦っていきたい」。大地が球団初の栄冠に導く。(長井 毅)

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