【オリックス】Tー岡田、特大7号3ラン…11年前の美酒を知るMVP男が暴れる

5回1死一、二塁、Tー岡田が3ラン本塁打を放つ(カメラ・石田 順平)
5回1死一、二塁、Tー岡田が3ラン本塁打を放つ(カメラ・石田 順平)

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス6―0巨人(10日・京セラドーム大阪)

 9度目の挑戦でようやく突破した。「あと1勝」から6敗2分けと跳ね返された4月1日以来の勝率5割復帰。今季4度目の0封勝ちで、投打がかみ合った中嶋監督は「借金は嫌ですよ。貯金したい。普通にね。自分の懐もそうですけど」とおどけつつ、喜びをかみしめた。

 打の中心にはT―岡田がいた。今季初だった前日に続く4番で先発。初回1死一、二塁から好機を広げる右前打で杉本の先制打を演出すると、真骨頂は5回1死一、二塁。高橋のスライダーを右翼5階席まで運ぶ特大7号3ラン。「完璧。最高でした。お客さんが入った中で打ててよかった」。京セラDでは4月22日を最後に今カードから戻ったファンに、17年5月27日のロッテ戦(ZOZO)以来自身約4年ぶりの「4番弾」を届けた。

 交流戦までは打率2割に低迷もセ相手に打率3割9分5厘、3本塁打、11打点と息を吹き返した。三塁打なら自身初サイクルヒットがかかった7回は一ゴロで「足が遅いんで全然意識してなかった」と笑ったが、今季3度目の猛打賞。4カード連続勝ち越しの原動力となっている。

 楽天と並び交流戦首位タイに浮上。中嶋監督は「これからは貯金をしていく方にまわりたい」と、11日からの広島戦で18年7月21日以来の貯金生活へ目を向けた。その先には10年以来の交流戦優勝もみえる。「ベンチの雰囲気はいいし、最後まで諦めない野球ができている」。そう手応えを明かす背番号55はチームの野手で唯一、11年前の美酒を知るMVP男。もうひと暴れ、残っている。 (宮崎 尚行)

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