【大学選手権】関学大、慶大に70年越し雪辱ならず 1952年第1回決勝と同スコアで散る

5回1死満塁、慶大・正木に押し出し死球を与え勝ち越し点を許した関学大の先発、黒原拓未(カメラ・泉 貫太)
5回1死満塁、慶大・正木に押し出し死球を与え勝ち越し点を許した関学大の先発、黒原拓未(カメラ・泉 貫太)

◆報知新聞社後援 第70回全日本大学野球選手権記念大会第4日 ▽準々決勝 慶大5―3関学大(10日・神宮)

 準々決勝が行われ、4強が出そろった。関学大(関西学生)は慶大(東京六大学)に1952年の第1回決勝と同スコアで敗戦。今秋ドラフト上位候補の黒原拓未投手(4年)が5回で4失点し、1964年以来57年ぶりの準決勝進出を逃した。上武大(関甲新学生)はプロ注目の3番・ブライト健太中堅手(4年)の特大2号などで勝ち上がり、福井工大(北陸大学)は27年ぶりにベスト4入り。11日は休養日で、12日に準決勝2試合が行われる。

  70年越しの雪辱を果たせなかった。関学大は1952年の第1回決勝以来の慶大戦に臨み、同じスコアで惜敗した。64年以来、57年ぶりの4強を逃し、本荘雅章監督(50)は「持っているものはよく出せた。力が足りなかった」と、潔く敗戦を受け入れた。

 中1日で先発したMAX151キロ左腕の黒原は初回先頭の失策を機に2失点。プロ注目の正木智也と福井章吾に2打点ずつを許し、今春の公式戦で最多の4失点(自責2)。最速149キロを計測したものの、先発では最短の5回で降板した。「自分の実力不足で負けた。立ち上がりの悪さ、抜け球が多い。安定感に欠ける」と、制球力の向上や粘り強さを課題に挙げた。

 関学大は東京六大学勢に3連敗。初の1大会3勝はならなかったが、28年ぶりの出場で57年ぶりに勝利し、古豪復活を印象づけた。それでも、黒原は「1番じゃなきゃ、何番でも一緒。負けたら意味がない。次は1番になれるように、秋はもっと上を目指したい」と、きっぱり。目標のドラフト上位指名を受けた後、11月の明治神宮大会に帰ってくる。(伊井 亮一)

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