【西武】平良海馬 力より技でプロ野球タイ 開幕31試合無失点 

開幕31試合連続無失点の日本タイ記録を達成し記念ボードを掲げる平良海馬
開幕31試合連続無失点の日本タイ記録を達成し記念ボードを掲げる平良海馬

◆日本生命セ・パ交流戦 西武5―3DeNA(10日・メットライフドーム)

 大ベテランの今季初白星に、若き剛腕が快記録で花を添えた。2点差の9回を締めた平良が、2016年の中日・田島と並ぶ開幕から31試合連続無失点の日本タイ記録を達成。「僕はボールを集めてないから」と、ウィニングボールを勝利投手の内海に手渡すと、記念の花束とボードを手に誇らしげにほほ笑んだ。

 増田の離脱で9回を任されるようになってから約1か月。「少し余裕を持って投げられるようになってきた」という言葉通り、“力”よりも“技”で今季5セーブ目を手にした。先頭の関根には今季から多用するようになったチェンジアップで左飛。続く桑原に左前打を許したが、最後は伊藤光を145キロのカットボールで二ゴロ併殺と、13球で悠々とスコアボードにゼロを刻んだ。

 「次で更新したい」という日本新の先には、現在指導を受けている豊田コーチ(03年)とオリックス・比嘉(14年)のパ・リーグ記録34試合、さらに阪神・藤川(06年)の日本記録38試合という「開幕から」の条件抜きの快挙が待つ。無敵の21歳は「一つ一つ積み重ねていければ」と力強く前を見据えた。

【記録メモ】 平良(西)が3月26日開幕のオリックス戦から31試合連続無失点。2016年に田島(中)がマークした開幕からの連続無失点試合のプロ野球記録に肩を並べた。田島と平良の31試合の投球内容を比べると

  投回 K(奪三振率)

平良30回2/3 41(12・03)

田島29回2/3 29(8・80)

(被打率は平良・163、田島・190)

 平良は1試合平均(9回換算)の奪三振率が12・03。抜群の球威で無失点試合を続けている。開幕からという条件を除いた最多連続無失点試合のプロ野球記録は、2006年藤川球児(神)の38試合。パ記録は03年豊田清(西)、14年比嘉幹貴(オ)の34試合。平良はこれらの記録にどこまで迫れるか。

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野球

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