【函館スプリントS】ビアンフェ、重賞3勝目へ精神面改善 藤岡佑騎手「リラックスできて、力みが抜けた感じ」

芝コースで迫力ある動きを見せたビアンフェ
芝コースで迫力ある動きを見せたビアンフェ

◆函館スプリントS追い切り(10日・札幌競馬場)

サマースプリントシリーズ開幕戦、第28回函館スプリントS・G3(13日、札幌)の出走馬が10日、確定した。重賞3勝目を目指すビアンフェは札幌・芝コースを馬なりでスムーズに駆け抜けた。精神面の充実ぶりが北の大地での復活へとつながるか。

まるで水を得た魚のように勢い良く駆け抜けた。19年の函館2歳S、昨年の葵Sに続く重賞3勝目を狙うビアンフェは、札幌・芝コース単走馬なりで5ハロン72秒3―12秒2をマーク。手綱を執った藤岡佑は「先週、栗東でしっかりとやっているので調整程度。すごく順調にきている」と手応えをつかんだ。札幌は初コースでも、実績のある洋芝の舞台は持ち前の馬力が存分に生かせそうだ。

 前半はゆったりと入り、ラスト1ハロンは抜群の伸びを見せて、メリハリの利いた走りは大きな収穫だ。「以前は行き出すとガツンとくるところがあったが、前半は周りを見ながら、しまいを生かすような走りができた」と鞍上は納得の表情。さらに去勢明け2戦目に向けて、「去勢して筋肉が柔らかくなったのか分からないが、リラックスできて、力みが抜けた感じの柔らかさがあった」と、確かな変化を感じ取った。

 昨年のスプリンターズSは枠入りを嫌がり、レースも好位2番手から最下位16着に沈んだ。そこで去勢手術に踏み切り、精神面はプラスに改善されてきた。前日(9日)にはゲートの確認を行い、「以前に比べれば改善されている。スムーズに競馬にいけそう」ときっぱり。前走のオーシャンSは、逃げて3着に好走しており、はっきりと復活の兆しは見えている。

 新馬戦からコンビを組み続ける鞍上は、「デビュー当時から体格は立派で恵まれていたが、馬体の成長に精神面が追いついていなかった。また上の舞台を目指していくにあたって、いい形で走っていければ」と力を込める。心身がかみ合い、一気に本格化を遂げる。(坂本 達洋)

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