「表現の不自由展」が緊急記者会見 妨害行為により会場変更発表

 今月25日から東京・新宿区のセッションハウス・ガーデンで開催される予定だった企画展「表現の不自由展」の会場で妨害行為が続いているとして、同企画展の実行委員が10日、都内で緊急記者会見を開き、展示会場の変更を余儀なくされていると発表した。

 実行委員会の岡本有佳さんは会見冒頭、「告知以降様々な理不尽な妨害行為が続いています」とし、「開催は続行します。私たちは不当な妨害に屈しません」と宣言した。

 告知後から妨害メールや電話が会場に届くようになり、6日からは会場前で街宣活動が見られるようになったという。普通車で抗議に来る人もおり、「神楽坂の風紀を乱すな!」「場所の貸し出しをやめろ!」「開催を中止しろ!」と抗議する声が続いた。

 8日、同会場のオーナーから「このギャラリーでやらないでほしい」と実行委員に伝えられたという。オーナーは憔悴(しょうすい)しきった様子だったという。実行委員会は作者とも話し合い、「展覧会を開催するには会場を変更するしかない」と判断した。

 すでに展示鑑賞を予定・購入した人は9日時点で550人を超えている。実行委員会は現在、開催できる会場や日程を検討しているところで、「すでに予約している人が優先されるような措置をとるつもり」という。

 実行委員は「今後、実行委員会や会場、アーティスト、観客に対して、度を超えた攻撃や、犯罪に値する攻撃があった場合は刑事告訴、告発などの法的手続きを含め検討する」としている。

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