ダルビッシュが古巣カブス戦、7回3安打2失点も2敗目「今年の中では1、2の球速だった」

ダルビッシュ有(ロイター)
ダルビッシュ有(ロイター)

◆米大リーグ パドレス1―3カブス(9日・サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は9日(日本時間10日)、本拠地で古巣のカブス戦に先発。7回を3安打2失点、8奪三振と好投したが、味方の援護なく2敗目(6勝)を喫した。防御率は2・28となった。

 2018年から20年まで在籍した古巣との対戦。カブス時代の3年間で大きな“浮き沈み”を経験したダルビッシュは「(カブスでは)地獄も味わいましたし、天国も味わいました。みんなに支えてもらったので、今でも感謝しています」。特別な感情を胸に抱きつつも、「とにかく意識しないように投げた」と試合では勝負に徹した。

 序盤から速球が走り、今でも親交のあるリゾを96マイル(約154キロ)の直球で空振り三振に仕留めるなど、3回まで一人の走者も許さない完璧な投球。4回はピダーソンの同点ソロ、同点の7回は二ゴロ併殺打の間に勝ち越し点を許したが、100球で7回を投げ切って先発としての役割を果たし「今年の中では1番か2番に入ってくるような球速だった。球に力はあったし、投球としては良かった」と冷静な表情で振り返った。

 この日はスプリットも好調で、「(登板間で)いい感覚をつかんだのでどんどん使っていこうと思っていた。横に流れたり、伸びたり、すごく落ちたり。いい感じになってきている」。145キロを超えるスプリットで3つの三振を奪うなどし、決め球として使える進化した武器に納得の様子だった。

 投球を見守ったティングラー監督も「今日の彼は本当に良かった。力強い速球をゾーンに投げていたし、カットボールやスプリットのコンビネーションも良かった。全てが機能していたよう見えた」と、エース右腕の投球を評価。4月17日以来となる黒星を喫したが、ダルビッシュにとっては手応えの残る登板となった。(穐村 賢)

試合詳細

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請