小池都知事「ウイルスに隙を与えない感染対策徹底を」…20代の会食での感染に警鐘

都庁でモニタリング会議後に記者団の取材に応じる小池百合子知事
都庁でモニタリング会議後に記者団の取材に応じる小池百合子知事

 東京都は10日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに4段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。

 同会議に出席した専門家は、都内感染状況について「感染再拡大の危険性が高い」との認識を示し、「第3波の爆発的感染拡大前とほぼ同じ水準で推移している」と警鐘を鳴らした。

 また、濃厚接触者における感染経路別の割合は、同居する人からの感染が最多の53・8%、次いで職場が19・5%、学校や老人ホームなどの施設が9・4%、会食が6・9%であることが報告された。会食の割合は前週の5・1%から上昇しており、「会食ではマスクを外す機会も多く、自宅や友人宅で会食をして感染事例もあり感染リスクが高いことを繰り返し啓発する必要がある」との指摘が上がった。

 同会議に出席した小池百合子知事は「特に20代の若年層で会食による感染が他の年代より多い。ウイルスに隙を与えないような感染防止対策の徹底をお願いしたい」と求めた。

 都内で流行の主体となっている変異株に関しては、都などが行うスクリーニング検査により、インドで確認され感染が広がっている「L452R」が5月31日~6月6日に新たに12例検出されたことが報告された。都内変異株の発生割合のうち同変異株は前週の1・5%から今週は31・6%と大幅に増加。

 うち11例は集団発生事例に関連していたことから、専門家は「この数値だけで市中に広がっていると判断することはできない」との見方を示したものの「海外リンクのない事例も増加していることから今後の急速な拡大への強い警戒が必要」と訴えた。

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