J3岩手、また仙台倒した 開始2分韓勇太ゴール守り切り5年前を再現

1―0で勝利し喜ぶ岩手イレブン
1―0で勝利し喜ぶ岩手イレブン
前半2分、先制ゴールを決めて笑顔を見せる岩手FW韓勇太(9番)
前半2分、先制ゴールを決めて笑顔を見せる岩手FW韓勇太(9番)

◆サッカー天皇杯全日本選手権 ▽2回戦 仙台0―1岩手(9日・ユアスタ)

 J3いわてグルージャ盛岡(岩手)が、J1ベガルタ仙台に1―0で勝利した。2016年の天皇杯2回戦と同じ対戦カードで、格上相手に今回も金星を挙げた。試合開始早々の前半2分にカウンターからFW韓勇太(24)のゴールで先制し、相手のゲームプランを破壊。その後は、球際を激しく戦い、要所をしっかり締める守備で完封し、16年以来の3回戦進出を決めた。

 試合開始早々にカウンターをくらわせた。岩手は前半2分、前に重心をかけてきた相手の攻撃を跳ね返し、鋭く前にボールを運んだ。最後は味方のスルーパスを受けたFW韓がペナルティーエリア右から右足を振り抜きゴール左隅を捉えた。今季公式戦初ゴールを決めた韓は「あの時間に点が取れたおかげで、ストレスのない守りにつながった」と喜んだ。

 幸先よく先制した後は、早いプレスで相手の攻撃を自由にさせず、前半ロスタイムまで決定機を与えなかった。後半は攻勢を強める相手に耐える時間が長かったが、DF牟田雄祐(30)を中心に激しく球際を戦い、ゴールを割らせず。秋田豊監督(50)は「J1のフィジカルの強さ、うまさに苦しんだが、守備陣が頑張ってくれた」と振り返った。

 16年の天皇杯2回戦でも仙台を5―2で打ち破った。当時は、縦に早い攻撃とJ1チームを倒す強い気持ちで相手をのみこみ、5年ぶりの対戦となった今回は、堅守で勝利をつかみ取った。

 リーグ戦でも好調だ。今季は開幕から6戦連続負け無し(4勝2分)と好スタート。リーグ10戦を終えて現在暫定4位。11位だった昨季は1試合あたりの平均得点数が1・06だったが、現在は1・6に改善した。1試合で3点以上奪ったリーグ戦も既に昨季の2試合を上回る3試合。得点ランキング上位の選手はいないが、計11人の選手が得点し、チームの力を見せている。

 クラブ史上2度目の同杯3回戦にコマを進め、相手はJ1清水に決まった。決勝弾の韓は「J1が相手でも隙はある。得点を決めきっていきたい」と気合を入れた。(小林 泰斗)

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