自転車・脇本雄太&新田祐大が日本発祥種目で金メダルへ ブノアコーチ「武士になり勝利のために」

東京五輪へ抱負を語った(左から)脇本、小林、新田(日本自転車競技連盟提供)
東京五輪へ抱負を語った(左から)脇本、小林、新田(日本自転車競技連盟提供)

 東京五輪の自転車トラック種目日本代表が9日、練習拠点の静岡・伊豆市からオンライン取材に応じた。男子ケイリン、スプリントの脇本雄太、新田祐大、同種目女子の小林優香(3人とも日本競輪選手会)が五輪に向けて意気込んだ。

 昨年の世界選手権男子ケイリンで銀メダルの脇本は「特にケイリンへの思いが強い。自国開催で、日本発祥の種目であるケイリンで金メダルを取ることが目標」と抱負。2019年世界2位の新田も「五輪はこれまでスポーツに興味がなかった人も見てくれるので、スポーツの素晴らしさ伝えるいい機会になる。金メダルしかない」と“ダブルエース”が日本初の同種目金メダルへ誓いを立てた。

 一方、12年ロンドン大会から新種目として採用された女子ケイリンは小林が東京大会で、日本勢では初めて五輪出場を果たす。「ケイリンでメダルを取ることが自分の中では最優先事項。もっとスキルアップしていきたい」と気持ちを高めた。5月の五輪前最後の国際戦となったネーションズカップ香港では同種目で金メダルを獲得。「この1年の積み重ねの成果。五輪に向けてもう一段階、ギアを上げていくためにこの優勝は必然だった。自分の中で評価したい」と最大の目標に向け、大きな手応えを得た。

 16年10月から日本代表で3人を指導するフランス人のブノア・ベトゥコーチも同日に取材対応。これまでの約5年間の道のりをこう振り返る。「武士になり勝利のために死を覚悟する、それぐらいの心境じゃないと勝てない。少し暴力的な言い方だが、5年間をかけて痛みやつらい努力をしてきた」。これまで世界強豪のフランス、中国などの代表チームを率いてきた名将は「3人とも優勝するポテンシャルはある。優勝じゃないとがっかりするぐらい、期待感を持っている」と自信をのぞかせた。

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