【大学選手権】国学院大・山本ダンテ武蔵、東都L2冠の貫禄弾!8校目初出場Vへ逆転1勝

スポーツ報知
6回2死、ソロを放った国学院大・山本ダンテ武蔵は祝福に笑顔

◆報知新聞社後援 第70回全日本大学野球選手権記念大会第3日▽2回戦 国学院大4―2富士大(9日・東京D)

 8強が出そろった。初出場の国学院大(東都大学)は、3番・山本ダンテ武蔵(4年)の反撃ソロを含む3安打2打点の活躍で富士大(北東北大学)に逆転勝ち。史上8校目の初出場優勝に向け、苦しみながら全国大会初勝利を挙げた。

 リーグ戦で本塁打、打点の2冠に輝いた山本ダンテが放った左中間方向への大きな飛球が、東京ドームの外野席のブルーの椅子で弾んだ。

 「プロ野球の人たちの球場。やってみたいと思っていました」という憧れの舞台での一発は、0―2と劣勢だった6回2死無走者の場面で飛び出した。

 「ダンテが普段通りのバッティングをして、勇気づけてくれた」と鳥山泰孝監督(45)。7回に同点に追いつき、なお2死一、三塁からリーグ戦首位打者の2番・川村啓真の右前打で勝ち越した。ダンテも左前適時打で続き、この日の2打点目を挙げた。

 「(本塁打の場面は)チームを変えるような一打をと思い、打席に入りました。真っすぐに詰まったけれど、最後に伸びて入ってくれました」。責任感の強い3番打者は、ベースを1周した時の思いを「自分が東京ドームで打ったことより、勢いをつけられたことがうれしかったです」と振り返った。

 大阪桐蔭高時代、4番として2017年センバツの優勝に貢献した。「あとがないトーナメントは、打ったらヒーロー、打てなければダメと明確に分かれる。勝負師として、そこが面白い」。初回の二塁打と合わせ3安打をマークし、最終打席でサイクルを狙える場面をつくった。まさしく、この日のヒーローだった。

 チームは8連勝でリーグ戦を終え、連勝を「9」に伸ばした。このまま負けることなく、16年の中京学院大以来、史上8校目の初出場Vへ。しびれる試合でこそ力を発揮する男がいる国学院大は強い。(浜木 俊介)

 ◆山本ダンテ武蔵(やまもと・だんてむさし)2000年3月16日、広島・江田島市生まれ。21歳。父が米国人で母は日本人。小学校入学前から野球を始め、中学では広島瀬戸内リトルシニアでプレー。大阪桐蔭高で3年春センバツ優勝。国学院大ではリーグ戦通算6本塁打。174センチ、83キロ。右投右打。

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