【オリックス】宮城大弥、7回2死までノーノー G斬り秘密は仮眠にあり

13奪三振で6勝目を飾った宮城大弥(左)と先制本塁打を放った宗佑磨(カメラ・義村 治子)
13奪三振で6勝目を飾った宮城大弥(左)と先制本塁打を放った宗佑磨(カメラ・義村 治子)

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス3―1巨人(9日・京セラドーム大阪)

 棒立ちで左翼5階席を見つめた。顔をしかめ、宮城が必死に気持ちを切り替えた。「まだまだ先だと思います」と宿題としたノーヒットノーランの夢。7回2死、97球目で岡本に絶たれても崩れなかった。

 たった1安打で、パのトップ、楽天・早川に1差の6勝目。10代の先発投手が交流戦で巨人に勝利したのは4人目だ。試合前の練習、ミーティングを終え、ロッカーで座ったまま仮眠。約30分間の“宮城流シエスタ”で集中力が増し、初回から三振を量産していった。

 3回はオール見逃しで3者連続三振を奪い、初の2ケタは通過点だった。自己最多の13奪三振。チームは5割復帰に王手をかけ、交流戦3位タイに浮上。大記録と隣り合わせの快投を「どこまで引っ張ればいいのかな、と考えた。すごい。期待以上と言えるし、まだまだできるとも思う」と中嶋監督も褒めちぎった。

 9回を締めた平野佳はキャッチボール相手で、5月30日に守護神が1軍復帰すると「やりましょう」と誘った。ナチュラルにシュートし、全力に近い球威で先輩を慌てさせることもあるが、常に試合を想定した調整。本拠地・京セラDでは今季初白星で、新人でプロ1勝目を刻んだ昨年11月6日以来のお立ち台だった。

 「切ろうかなと思っています。予約を取るのが遅いので、いつになるか分からないですけど…」。前回登板で初黒星がつき、げん担ぎが注目されていた“ロン毛問題”も収束予定とした新鋭左腕。伸びしろは青天井の気配だ。(長田 亨)

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