エル・デスペラード、YOH下しIWGPジュニア初防衛「ジュニアはジュニアで命、張ってるんですよ」

YOH(右)の弱点の左ひざを厳しく攻め立てたエル・デスペラード(新日本プロレス提供)
YOH(右)の弱点の左ひざを厳しく攻め立てたエル・デスペラード(新日本プロレス提供)

◆新日本プロレス「DOMINION 6・7 in OSAKA―JO HALL」大会 ▽IWGPジュニアヘビー級選手権試合60分1本勝負 〇エル・デスペラード(23分40秒 ピンチェロコ→体固め)YOH●(7日、大阪・大阪城ホール、観衆3045人)

 IWGPジュニアヘビー級王座戦で、エル・デスペラードがYOH(32)の挑戦を退け、初防衛を果たした。

 本来は5月4日の福岡どんたく大会で実現するはずだったカード。新日を襲った新型コロナ禍のため試合延期に。仕切り直しとなった一戦で2人は序盤からスピード抜群の攻防を見せる。

 左ひざ前十字靱帯断裂で昨年6月から長期欠場、10か月ぶりのリングとなった4月4日の東京・両国大会でいきなりジュニアタッグ王座を奪取したYOHは初のジュニア最高峰のシングルベルト挑戦に序盤から闘志満々の闘いを展開。一方のデスペラードも場外でYOHの弱点の左ひざをパイプいすで殴打。さらにひざ固め、ヌメロドスと徹底した攻撃を加える。

 YOHもドラゴンスクリューからのスピニングトゥーホールド3連発とデスペラードの左ひざを徹底攻撃。プランチャー、ノータッチトペコンヒーロと場外への大技で主導権を握る。スターゲイザーで絞め上げ、ギブアップ寸前まで追い込む場面もあったが、最後はデスペラードが必殺のピンチェロコで3カウントを奪った。

 試合後のリングには石森太二とエル・ファンタズモが登場。まず、ファンタズモが倒れ伏したYOHと助け起こすためにリングインしたSHOにジュニアタッグ王座への挑戦を表明。その後、石森がマイクを持つと、ぐったりとコーナーに座り込んだデスペラードに「ちゃんと(挑戦の順番を)待ったぜ。防衛した直後で悪いけど、俺から狙われていることを忘れてねえよな。次こそ俺の番だ。チャンピオン様。2つ(シングルとタッグ)とも俺たちがいただくぜ」と挑戦表明した。

 これに対し、デスペラードも「せっかく勝ったんだからさ。帰る時は俺の曲で帰るよ。おまえらが締めたままだと、おまえらの曲がかかっちゃうから。YOH。思ったよりやるじゃん。面白かったぜ。次の宮城県出身者は、もっと手応えがありそうだな。楽しみにしておけ!」とYOH同様、宮城出身の石森の挑戦を受諾した。

 バックステージでもデスペラードは「頭も痛い。ひざも痛い…」とポツリ。「ああやって、タッグもシングルも挑戦者が出てくる。最高じゃない。こんな刺激的なことは中々ないぞ。ジュニアはジュニアで命、張ってるんですよ」ときっぱりと続けると、新型コロナウイルス感染から王座防衛までたどり着いた日々を振り返り、「自分がコロナになっているってね、知らない時にZIMA(勝利祝いのリキュール)を飲んだらね、すっげえ薄く感じたんだよ。気をつけろよ、おまえら。帰ったら手を洗えよ。死ぬほどキツイぞ。風邪とか言っているヤツいるだろ。ああ、風邪だ。風邪のしんどいヤツで薬もないし、めちゃめちゃ、うつるヤツな。ただの風邪だと思っていたら、てめえら、痛い目みるぞ!」と警鐘を鳴らしていた。

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