【巨人】19年育成ドラ1平間隼人、3、4月度ファーム月間MVP 支配下へ勝負の1年

支配下登録へ猛アピールを続ける平間。5月13日の日本ハム戦では公式戦初本塁打を放った
支配下登録へ猛アピールを続ける平間。5月13日の日本ハム戦では公式戦初本塁打を放った
リーグトップの3割8分7厘で3、4月度ファーム月間MVPを受賞した平間
リーグトップの3割8分7厘で3、4月度ファーム月間MVPを受賞した平間
巨人の19年ドラフト指名選手
巨人の19年ドラフト指名選手

 今週のALL巨人は、19年育成ドラフト1位の平間隼人を特集する。2年目の今季はイースタン・リーグで公式戦初安打と初本塁打をマークし、3、4月度の「スカパー!ファーム月間MVP賞」に輝いた。「今年に懸けている」と、支配下登録へアピールを続ける男に迫った。(取材・構成=灰原万由)

 平間はルーキーイヤーの昨季、新人で唯一、宮崎での1軍キャンプに抜てきされた。育成ドラフトで指名された新人では球団史上初の快挙だったが、インフルエンザにかかり無念のリタイア。イースタンでは出場9試合にとどまり、7打数無安打に終わった。

 「(1軍キャンプから離脱してしまった悔しさは)もちろんありました。コロナ禍ということもあり、体調管理には気をつけるようにしてます。昨年はあまり2軍戦に出場することがなかったので、3軍でしっかり結果を残して。今年が勝負だと思って何とか今、しがみついてやっている途中です」

 「強く打つ」ことをテーマに迎えたプロ2年目の今季は、イースタン開幕戦となった3月20日のヤクルト戦(G球場)に「2番・二塁」でスタメン出場を果たすと、公式戦初安打をマーク。3、4月は出場25試合でリーグトップの打率3割8分7厘を記録した。12四球と抜群の選球眼を生かして出塁率は5割6厘。3、4月度の「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞した。好成績の要因は、阿部2軍監督やコーチ陣の指導が着実に実を結んでいるからだと振り返る。

 「キャンプから阿部2軍監督と松本コーチらに付きっきりで指導してもらっていた。バットを内から出すというイメージが強すぎて。ちょっと感覚のズレがあったので、それを直してもらったというか、矯正していく中で感覚が良くなったので、それをずっと継続して意識するようにしてます。今もずっと継続して指導してもらっているので、こうした結果に結びついているのかなと思います」

 実際の動きと自分の感覚のズレを修正するほか、新型コロナウイルスに感染し、ファームに合流していた同じ左打ちの丸佳浩にアドバイスを求めるなど、貪欲に進化を遂げている。

 「左ピッチャーに対してどんな考え方を持っているのか、丸さんはどんな考え方で打席に立っているのかと聞きました。そのピッチャーによって、いろいろ考えたりしてるんですけど、なかなか難しい。最初は引っ張れる球を待ったりだとか、場面に応じていくようにしてます。引っ張りにいくっていう人もいれば反対方向という人もいるので、いろんな人の意見を聞いて、丸さんも反対方向っていう感じの意識だなと」

 5月に入っても打率3割をキープ。俊足巧打が売りだが、5月13日の日本ハム戦(G球場)では逆方向へ公式戦初本塁打を放った。入るとは思わなかったのだろう。50メートル5秒9の快足を飛ばしていたが二塁ベースを回り、打球が左翼フェンスを越えたのを確認すると、思わず“三度見した”。

 「まさか入るとは思いませんでした。追加点のチャンスだったのでガムシャラに思いきっていきました。試合というよりは、キャンプから毎日ずっと練習してきた。練習量だったり、練習をやる中で体に染みつかせたそのままの意識で試合をやっている。積み重ねがだんだん出るようになったのかなと思います」

 四国IL・徳島時代からの先輩、増田大輝は17年に支配下登録され、1軍でも活躍している。自身も支配下登録されて、東京Dの大舞台で結果を残すことを目指している。

 「必死に頑張りたい。1軍で活躍することを目標に、アピールを続けていきたいです」

 ◆平間隼人(ひらま・はやと)1996年12月16日、徳島・海部郡牟岐(むぎ)町生まれ。24歳。鳴門渦潮高3年の夏は、県大会決勝で河野竜生(現日本ハム)を擁する鳴門高に敗れ準優勝。四国IL徳島から19年育成ドラフト1位で巨人入り。173センチ、75キロ。右投左打。

支配下登録へ猛アピールを続ける平間。5月13日の日本ハム戦では公式戦初本塁打を放った
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