【DeNA】今永昇太が6回1失点で301日ぶり今季初勝利権利 復帰後3度目登板で最速150キロ

◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA―ロッテ(6日・横浜)

 DeNAの今永昇太投手が6日、ロッテ戦(横浜)で左肩手術後3度目の先発。昨年8月8日のヤクルト戦(神宮)以来301日ぶりの白星を目指してマウンドに上がり、6回で復帰後最多107球を投げ、4安打1失点、5奪三振で降板した。

 初回は今季最速150キロをマークするなど、3者凡退で好発進。2回も2死からレアードに初安打を許したが、後続を打ち取ると、直後の2回裏にオースティンの11号ソロ、牧の10号ソロで2点を先取。3回は牧の失策で1死三塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、本塁は踏ませなかった。2点リードの4回は、2死走者なしからヒットと四球で一、二塁のピンチを迎えると、藤岡に左翼線への適時二塁打を浴びて1点差に迫られた。

 1点リードの5回は先頭の荻野に左前安打を浴びたが、伊藤光が二盗を刺す好プレーもあり、無失点で抑えた。6回は初回以来の3者凡退。球数が今季最多107球となったこともあって、勝利投手の権利を手にして、3―1の7回からは救援陣にマウンドを託した。

 昨年8月15日のヤクルト戦(横浜)での登板を最後に出場選手登録を抹消された左腕。同年10月には左肩の手術を受けた。今年のキャンプは、2軍でリハビリに専念。3月31日のイースタン・巨人戦(平塚)で実戦復帰し、5登板で3勝1敗、防御率1・32と結果を残して1軍のマウンドに戻ってきた。

 281日ぶりのマウンドだった5月23日のヤクルト戦(神宮)では、5回途中で93球を投げ、7安打6失点。敗戦投手になり、「初回先制してもらい、良い流れでマウンドに上がれましたが良い球と悪い球がはっきりしていて、甘く入った球を打たれて、ランナーを出してからも、粘ることが出来ず、逆転を許す投球になってしまいました。次回登板では先発として、しっかりとゲームメイクできるようにしたいと思います」と悔しさをにじませていた。

 中6日で迎えた同30日の楽天戦(楽天生命)では6回7安打ながら1失点。勝利投手にこそならなかったが、球団のスピードガンでは150キロも計測して、粘りの投球を見せて「ストレートの球威が落ちてからもスライダーとチェンジアップを低めに集められ、また野手の方に助けてもらいながら抑えることができました。(伊藤)光さんが上手くリードしてくれました」と納得していた。

 3度目の登板へ向けて前日の5日には、この日が東京五輪前最後となる本拠地・ハマスタでの試合とあって「なんとか勝って横浜スタジアムが使えない期間の勢いにしていければいい。試合が終わった後に勢いをつけられればいいですね」と気合を入れていた。

 ◇今永の投球結果

(1)二飛、左飛、右飛

(2)左飛、遊ゴ、左安、遊ゴ

(3)二失、投犠、右飛、二ゴ

(4)空三振、空三振、中安、四球、左二〈1〉、申告敬遠、空三振

(5)左安、空三振、遊飛

(6)空三振、二ゴ、中飛

先発の今永昇太
先発の今永昇太
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