桐生祥秀、日本選手権Vへ弾みの10秒01「これで自信を持って臨める」

桐生祥秀(左)
桐生祥秀(左)

◇陸上 布勢スプリント(6日、鳥取市・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)

 男子100メートル予選で、前日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が2・6メートルの追い風参考ながら10秒01の好タイムをマークした。五輪選考会となる次戦の日本選手権へ、弾みをつけ「これで自信を持って臨める。今回は来て良かった」と爽やかな笑顔を浮かべた。同日の決勝は棄権した。

 今大会の約2週間前から右アキレス腱に痛みがあり、出場を慎重に検討。練習量を調整した上で、結果にかかわらず予選の1本限定での出場にこぎつけた。通常は決勝など、メインレースに使用する“赤ユニ”に身を包み、中盤から伸びやかに駆け抜けた。「イメージ通りにいけた。あとは前半をまとめれば、(日本選手権に)全然不安はない」。土江寛裕コーチも「だいぶ安心した」と胸をなで下ろした。

 最大3枠の五輪切符を争う日本選手権は、大激戦が予想される。この日、山県亮太(セイコー)が10秒01を出して参加標準記録をクリア。桐生やサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)、小池祐貴(住友電工)に続き、4人目の標準突破者となった。多田修平(住友電工)も世界ランキングで出場資格を得ることが濃厚で、日本選手権3位以内に入った3人が切符を手にするという、実質“一発勝負”となる公算が高まった。桐生は「みんな好調なので、決勝で勝負して、優勝して権利を獲得したい」。空前の激戦を勝ち抜いた先に、国立競技場の舞台が待つ。

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