【社会人野球】トヨタ自動車東日本、15年夏甲子園準Vのルーキー瀬戸泰地の猛打で4強

5回2死満塁で先制の左前適時打を放ち、叫びながら走り出すトヨタ自動車東日本・瀬戸
5回2死満塁で先制の左前適時打を放ち、叫びながら走り出すトヨタ自動車東日本・瀬戸

◆日本選手権東北最終予選第1日 トヨタ自動車東日本5―2きらやか銀行(5日・石巻市民)

 1回戦4試合が行われ、トヨタ自動車東日本(岩手)がきらやか銀行(山形)に5―2で勝って準決勝進出を決めた。宮城県出身の1年目、2番・瀬戸泰地二塁手(22)=桐蔭横浜大=が、5回の先制打など4打数3安打3打点の活躍。仙台育英(宮城)2年時の15年夏の甲子園準Vメンバーが、再び東北の地で輝く。

 0―0の均衡を破ったのはルーキーの一振りだった。5回2死満塁で、トヨタ自動車東日本・瀬戸が三遊間を抜ける先制2点適時打。「結果を気にせず、自分のスイングをすればいいとしっかり振った結果です」と笑顔で振り返った。続く2死一、二塁から、3番・望月直也中堅手(25)=盛岡大付高=が中堅フェンスを直撃する2点適時二塁打。瀬戸は7回にも追加点となる適時打を放つなどチームを鼓舞し、チームは5―2で初戦を突破した。

 宮城で生まれ、仙台育英2年時の15年には、主に代走や守備固めとして夏の甲子園準優勝に貢献。大学4年間を経て、再び東北に戻ってきた形だ。佐野比呂人監督は「塁に出られるし、(犠打で)送れるし、ヒットでもつなげる。何でもできるので幅が広がる」とルーキーながら2番に抜てき。瀬戸も「1年目でも試合に出る以上責任がある」と、粘り強い打撃で指揮官の期待に応えてきた。

 6日の準決勝は、昨年都市対抗に出場したTDKと対戦する。「必ず接戦になる。粘って粘って、泥臭くやっていければいい」と闘志十分の瀬戸。若き力がチームを初の日本選手権出場まで導いていく。(有吉 広紀)

 ☆TDK・佐藤康典監督(同じ秋田勢に1度は追いつかれるなど苦戦も競り勝ち)「初戦だし秋田同士で、負けられない思いで動きが硬くなったのかなと思う」

 ☆日本製紙石巻・水野隼翔捕手(1回の2点適時打など3安打3打点の活躍)「結果も状態も上がってきていたので、自然体で打席に集中しようとしたのが良かった」

 ☆七十七銀行・中井隆盛内野手(8回無死満塁で走者一掃の勝ち越し打)「三振OKと思って、思い切り振った。内野の頭を越えればいいなと考えていた」

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