【ソフトバンク】甲斐拓也、6号7号で侍正捕手アピール「甲子園で打ってこい」母からのLINEに一発回答

6回2死三塁、甲斐拓也は逆転となる左越え2ラン本塁打を放つ
6回2死三塁、甲斐拓也は逆転となる左越え2ラン本塁打を放つ

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2―10ソフトバンク(5日・甲子園)

 舞い上がった白球が左翼席中段に着弾した。1点ビハインドの6回2死三塁。甲斐が伊藤将の141キロの直球を捉えた打球は、快音を残した。逆転6号2ラン。「まずは同点という思いだったが、最高の結果になった」と笑顔がはじけた。

 大分・楊志館高時代には届かなかった“聖地”での初アーチ。9回にはバックスクリーンに7号ソロもたたき込み、母・小百合さんからのエールに応えた。「頑張りなさい。甲子園でホームラン打ってこい」とこの日の朝、LINEが届いた。タクシー運転手などの仕事をかけ持ちしながら、女手ひとつで育ててくれた。高価な道具を買ってくれ、野球を続けられたから今がある。交流戦で、この試合前まで2勝6敗2分けと黒星が大きく先行。「すごく責任も感じていた」と正捕手として悩んでいたが、母の励ましの言葉に2本塁打で応えた。

 チームは今季の交流戦で初の2ケタ得点。ビジター8試合目で、ようやく白星をつかみ、連敗も4でストップした。「(甲斐)拓也がよく打ったと思いますよ」と工藤監督もほほ笑んだ。東京五輪での正捕手候補にも挙がる甲斐が、感謝を胸に奮闘を続ける。(戸田 和彦)

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