【社会人野球】ホンダの新人左腕・片山が8回1失点の好投で日本選手権出場導く 初戦の完封から中1日

8回6安打1失点と好投したホンダ・片山皓心
8回6安打1失点と好投したホンダ・片山皓心

◆第46回日本選手権関東代表決定戦 ホンダ6―1鷺宮製作所(3日・大田スタジアム)

 昨年の都市対抗を制したホンダは、先発した148キロ左腕・片山皓心(ひろみ、22)が8回6安打1失点と好投。9回のマウンドこそベテラン・福島由登(31)に譲ったが、1日のJPアセット証券戦で4安打完封した左腕が、中1日でも安定した投球でチームを日本選手権出場へと導いた。

 大一番での大役を担いながら、片山の顔には笑顔があった。柔らかい腕の振りから繰り出す直球で鋭く内角を突き、入社後に磨いた大きなカーブで打者のタイミングを崩した。「大胆に行くところと勝負するところのメリハリがつけられた」。抜群のコントロールで6三振を奪い、鷺宮製作所にあと1本を許さなかった。

 1日のJPアセット証券戦では、4安打11K完封。中1日での登板となったが、普段通りのパフォーマンスだった。「疲労感はなかったです。9回まで投げられる自信はありました」。チームのトレーナーが「普段は柔らかいけど、力を入れるとキュッとなる」と表現する筋肉は、柔軟性に強さを兼ね備えて疲れにくいとされる。異質の筋肉で、124球を力強く投げきった。

 ルーキーながら、早くも昨年の社会人王者のエースに成長した左腕に、プロのスカウトの視線も集まる。巨人・水野スカウト部参与は「球のキレがある。緩急も使えて、全体的に差し込めている。社会人でプレーすることで、投球術も上がってくる」と期待を寄せ、ロッテの榎チーフスカウトは「コントロールがいい。打者のタイミングを崩す投球が出来る」と評価した。

 ホンダは4大会連続23度目の日本選手権出場となる。「ここまで、任せてもらえるピッチャーになると思ってなかった。楽しみです」と片山。茨城・日立一高、桐蔭横浜大を通じて初となる全国の舞台でも、堂々と自分の投球を披露してみせる。

(水上智恵)

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