愛知で騒動になった「表現の不自由展」、25日から東京・神楽坂で開催

 2019年に愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」内で行われ、展示内容から一時中止に追い込まれた企画展「表現の不自由展」が、今月25日から東京・新宿区のセッションハウス・ガーデンで開催されることが3日、発表された。

 「表現―」は、国内の美術館やイベントなどで撤去や公開中止となった作品を集め、15年から開催している展覧会。大きな注目を集めるきっかけとなったのが、「―・その後」として愛知で開催された際の騒動だった。

 元慰安婦を象徴する「平和の少女像」などへの抗議が殺到し、「ガソリン携行缶を持って美術館に行く」といった脅迫も主催者側に届く事態に。開始からわずか3日で中止に追い込まれたが、10月に2か月ぶりに再開された経緯がある。

 また、再開に関して大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長が対立。大村氏のリコールに発展し、さらにその署名運動内で不正が発覚し、後に逮捕者が出るまでに至ったことで、火に油を注ぐ結果となった。

 主催者側は「今般、私たちは、改めて『消されたものたち』の復権を掲げて開催することにしました」と”宣言”。愛知で問題となった「平和の少女像」も展示される。

 開催は7月4日までの正午~午後7時までで、会期中は無休。予約入れ替え制のため、ホームページで事前申込が必要となる。

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