里見香奈女流王位がタイトル獲得通算44期の歴代新記録を樹立 前人未到の領域に29歳で到達

スポーツ報知
里見香奈女流王位(日本将棋連盟提供)

 将棋の里見香奈女流王位(29)=女流名人、清麗、倉敷藤花=が2日、福岡県飯塚市で行われた第32期女流王位戦五番勝負第3局で挑戦者・山根ことみ女流二段(23)に後手番で勝ち、シリーズ3連勝で防衛、3連覇を達成した。

 里見女流王位はタイトル獲得数を通算44期とし、並んでいた清水市代女流七段(52)を超えて女流棋戦歴代単独最多の新記録を樹立した。

 相振り飛車の将棋。終盤の入口で一時は非勢に陥った里見女流王位だったが、百戦錬磨の勝負術で長期戦に持ち込んだ末、最後の最後に大きな勝利をさらった。

 1992年、島根県出雲市出身。6歳で将棋を始め、2004年に女流棋士に。08年の倉敷藤花戦で初タイトルを獲得。以降の13年間で53度のタイトル戦に登場し44期を積み上げた。

 途中、棋士養成機関「奨励会」に在籍して女性として史上初の三段昇段を果たすなど女流棋界の先駆者として活躍を続けてきた。

 中飛車を武器とする振り飛車党。終盤のキレ味から命名されたニックネームは「出雲のイナズマ」だが、現在は序盤から終盤まで、攻めから受けまであらゆる戦いに対応する万能の棋風を手にしている。

 一般棋戦のタイトル獲得歴代最多記録は羽生善治九段(50)の99期。20代までに獲得したのは43期だった。

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