サッカー五輪代表VS日本代表ガチ対決実現 3日ジャマイカ戦中止で代替 災い転じて超異例兄弟対決

スポーツ報知
ミニゲームで汗を流す久保建英

 日本サッカー協会は1日、日本代表がジャマイカ代表と対戦する予定だった3日の国際親善試合(札幌ド)を中止にすると発表した。ジャマイカ代表の10選手が新型コロナウイルスのPCR検査の陰性証明に不備があったため、試合への期限だった5月31日に来日できず、急きょ中止が決まった。代替試合として、同日にU―24日本代表とのチャリティーマッチを実施。東京五輪への最終選考の場が1試合増えたU―24代表は、超異例の“兄弟対決”でA代表を打倒し、金メダル獲得へチーム強化を目指す。

 超異例の“兄弟対決”が実現した。日本協会は2日後に迫ったジャマイカ戦の中止を発表し、A代表とU―24代表の代替試合を決定。オンライン会見した日本サッカー協会・田嶋幸三会長(63)は「普段、こういう代表同士の試合は見られないけど、東京五輪だからこそできたこと。興味が湧く試合になると思っている」と期待を寄せた。

 ジャマイカ代表のトラブルについて30日深夜に連絡を受けた田嶋会長は、A代表とU―24代表を兼務する森保一監督(52)ら代表スタッフと対策を協議。反町康治技術委員長から両代表の対決を提案され「どっちが勝ってもお互いにとってプラスになると、森保監督が判断してくれた」と同会長。U―24代表が通常より多い27人を招集したこともあり、苦肉の策ながら“プランB”を遂行した。

 31日夜に日程変更の可能性を告げられたU―24代表はこの日、千葉県内での練習を取りやめ、急きょチャーター機で札幌へ移動した。25歳以上のオーバーエージ(OA)枠で同代表に合流したMF遠藤航は「急な移動だったけど、素晴らしい強化試合になるとポジティブに考えてる」。3日の試合後は福岡に移動し、中1日でU―24ガーナ戦に臨むが「27人いて、2チーム分ある。中1日でもメンバーを代えれば問題なくやれる」と前を向いた。

 今合宿は東京五輪へ最後選考の場となる。1試合増えて、OAのDF酒井と同じポジションを争うDF橋岡は「ライバルが増えて火が付いた。絶対に負けたくない」と目をギラつかせた。

 同代表はこの日、札幌市内で全27選手が練習。横内昭展監督(53)は練習前の円陣で「U―24のコンセプトをA代表にぶつけて、どれだけやれるか。ポジティブに捉えてやろう」とハッパをかけた。OAが合流後初の試合。勝手知ったるA代表とのガチンコ対決を制し、金メダルへチーム力を高めていく。(星野 浩司)

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