【社会人野球】日立製作所の151キロ右腕・青野が5回無失点の好救援 10球団のスカウトに猛アピール

5回無失点と好救援を見せた日立製作所・青野
5回無失点と好救援を見せた日立製作所・青野

◆第46回日本選手権関東代表決定戦 ▽2回戦 日立製作所7―1東京ガス(1日・等々力)

 日立製作所は東京ガスに7―1で快勝。プロ注目の151キロ右腕・青野善行(24=国際武道大)は、2番手で5回を3安打6奪三振無失点の好救援。昨秋のドラフトで無念の指名漏れを経験した男が、今秋に向けて猛アピールした。

 緩急自在の投球で、試合の流れをがっちりと引き寄せた。2点リードの5回からマウンドに上がった青野は、最速147キロを計測した直球に、100キロを割る大きなカーブで大胆に緩急をつけた。味方が直後に3点を挙げると、8回にもダメ押しの1点を加点。「ストレートも走ってたし、変化球も決まってたのでよかったと思います」と自らに合格点を与えた。

 屈辱を糧にした。千葉・市船橋高時代から好投手として注目され、国際武道大では3、4年時に2年連続で全日本大学野球選手権準V。それでも、自らをさらに成長させる道を選び、日立製作所入りを選んだ。ドラフト解禁となった昨秋、無念の指名漏れ。「今のままじゃプロに行けないんだと痛感しました」。ウェートトレで体を作り直し、持ち球を磨き直すことで、直球の力強さとフォークのキレが増した。

 この日は、10球団のスカウトが視察。巨人・内田スカウトは「ストレートはアベレージで145~6キロ。去年までは140ロちょっとだったから、かなり速くなっている。先発でもリリーフでもいけるんじゃないか」と、進化を遂げた右腕を即戦力候補として評価した。

 青野は「今年で3年目ですけど、プロに行きたいという気持ちと、都市対抗で優勝するという気持ちでやってます。(秋の)都市対抗予選でアピールして、ドラフトで指名されてから(11月末の)都市対抗で優勝できれば最高ですね」。まずは社会人球界で頂点に立ち、国際武道大時代のチームメートだった阪神・伊藤将司が待つプロの世界に飛び込んでいく青写真を描いた。

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