【社会人野球】東京ガス・加藤雅樹がプロ入り目指して捕手復帰 早実時代は日本ハム・清宮の2年先輩

スポーツ報知
2113日ぶりに捕手として公式戦に出場した東京ガス・加藤

◆第46回日本選手権関東代表決定戦▽2回戦 日立製作所7―1東京ガス(1日・等々力球場)

 早実時代に2年後輩の清宮幸太郎(現日本ハム)と3、4番コンビを組んだ東京ガス・加藤雅樹(24)が、社会人では初めて捕手として公式戦に出場した。早大では外野手に転向したが、今季から捕手に復帰。かつて甲子園を沸かせた男が、紆余曲折を経て捕手としてのプロ入りを目指す。

 捕手・加藤が帰ってきた。5点ビハインドの7回の守備。レガースを身につけてグラウンドに飛び出してきた。高3時に出場した2015年夏の甲子園準決勝以来、実に2113日ぶりの公式戦マスクだ。「緊張はしましたが、チームとして苦しい状況だったので、なんとか流れを持ってきたかった。初回(7回)はうまくいったが、2回(8回)はうまくいかなかったのが正直なところ」と手応えと反省を口にした。

 早実時代は高校通算47本塁打。甲子園でも清宮と2者連続アーチを放つなど、強肩強打の捕手としてその名をとどろかせた。しかし、早大ではチーム事情で外野手に転向。東京ガスにも外野手として入社したが「ずっとキャッチャーをやりたかった」。夢のプロ入りを念頭に、自ら志願してこの冬から再び捕手に挑戦することとなった。

 早大4年時にはプロ志望届を提出するも、指名漏れ。それから今年で2年。ドラフト解禁を迎える。「もちろん野球をやってる以上は目指すべき世界ですし、選手としてどんどん高みを目指すというのは当たり前。プロの世界でやりたい気持ちは常に、僕はちっちゃい頃からずっと持ってますね」。

 この日も代打で右前安打を放つなど、パンチ力を兼ね備えた左打ちの打力は、早大時代に東京六大学リーグで首位打者を獲得するなど定評がある。遠投110メートルの強肩も大きな武器で、実戦経験を積み、捕球技術やリード面を磨いていけば、プロが欲しがる「打てる捕手」になる可能性を秘めている。「試合を任せられると思ってもらえるような、技術と人間性と体力をつけていきたい。人として信頼されるようなキャッチャーになりたい」と加藤。まずはレギュラーを獲得し、さらに上の舞台を目指す。

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