橘家文太、落語トラック野郎になる! トラック改造「落語car」は動く演芸場

トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太(カメラ・頓所美代子)
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太(カメラ・頓所美代子)
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太

 地元・北九州で活動する二ツ目の落語家・橘家文太(34)が「落語car」で東京に凱旋(がいせん)を果たした。

 昨年2月に二ツ目に昇進した際に、師匠の橘家文蔵(59)から地元で活動することを提案され即諾し、8月に拠点を移した。東京と比べて、落語をする場所が少なく、それならば作ろうと、活動拠点の“動く演芸場”として1・5トントラックを改造。荷台を畳敷きの高座にしつらえた。「寄席のイメージで作ってもらいました」。楽屋スペースと高座はふすまで仕切り、エアコンや冷蔵庫も完備した。

 制作費など550万円をクラウドファンディング(CF)で募集し、5月30日締め切りで294人が支援し336万円が集まった。「(CFを)4月に始めてから、1か月で50~60万円しか集まらなかったけれど、毎日YouTubeで発信すると後半伸びてきた」と文太。5月5日に北九州・高見神社でお披露目すると、地元メディアにも取り上げられ一気に支援金が集まった。「お金よりも、300人近い人が支援してくれたことがうれしかったです」と笑顔を見せた。

 今回は自身の東京での活動に合わせて、「落語car」で上京。28日にフェリーで門司港を出発。翌朝に大阪入りすると、高速を走って神奈川のSAで車中泊し30日朝に東京に到着。同日には高円寺での兄弟子の橘家文吾(29)との二人会「月例ノラ犬の会」に出演。この日は新宿末広亭の余一会「文蔵・喬太郎二人会」に出演。「落語car」で乗り付け、募金を集めた。

 地元とはいえ、師匠の元を離れて一人での活動に「仕事はあるかなと怖さがあったけれど、面白いなと…。ワクワクの方が大きかった」。「落語car」制作にも「直感で作りたいと…。CFで集めてから作るのが本来かもしれないけれど、見切り発射でやっちゃいました」と笑った。「人の縁を感じます。地元に戻って良かったと思います」。超プラス思考で挑戦し続けている文太の目下の悩みは「師匠のご飯が食べられないこと」。東京での修行中は、落語界きっての料理人として知られる師匠・文蔵が頻繁に手料理を振る舞ってくれていた。「おふくろの味」ならぬ「師匠の味」に恋しくなりながらも奮闘している。

 今後は、道の駅などを中心に落語を披露する予定。九州にはキッチンカーが出店するスペース「キッチンカーステーション」がある。「(食事のように)そこで落語を“テイクアウト”して味わってもらいたいですね」と意気込む。

 二ツ目昇進を機に門朗改め文太と改名、菅原文太さんの映画「トラック野郎」にちなみ、手ぬぐいのデザインをデコトラにしていた。「その時はまさか落語カーを作るとは思わなかった」。人の縁に師匠の愛情に感謝しながら、文太は“落語トラック野郎”として一番星を目指す。

トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太(カメラ・頓所美代子)
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
トラック荷台を改造した「落語カー」で来社した落語家の橘家文太
すべての写真を見る 5枚

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請