大坂なおみ、会見拒否続けば今大会追放も…4大大会の出場停止処分の可能性も通告

スポーツ報知
全仏初戦で、ストレート勝ちした大坂なおみ(ロイター)

◆テニス ▽全仏オープン第1日 女子シングルス1回戦  大坂なおみ 6―4、7―6 ツィグ(30日・パリ)

 センターコート第1試合の開幕戦に登場した女子シングルス第2シードの大坂なおみ(23)=日清食品=は、世界ランク63位パトリチアマリア・ツィグ(26)=ルーマニア=をストレートで下した。コート上のインタビューは応じたが、開幕前の宣言通り記者会見は拒否。主催者側は罰金1万5000ドル(約165万円)を科すことを決め、今後も会見拒否を続ける場合、開催中の全仏オープンで失格処分、今後の4大大会で出場停止処分が科される可能性も通告した。

 開幕前の宣言通り、試合後の記者会見を拒否した大坂に主催者側が厳しい態度を示した。各4大大会の主催者が連名で声明文を出し、大坂に罰金を科したことを公表。勝ち進んだことを考慮し「大会期間中にメディア対応の義務を無視し続けた場合、行動規律違反により大会からの追放を含むより重い処分が下される可能性があることを通達した」と厳罰を予告。さらに「より多額の罰金や将来的な4大大会の出場停止につながる、重大な違反の調査対象になりうる」とした。

 大坂は開幕前の27日、「心の健康状態が無視されている」として大会期間中の記者会見を拒否することをSNSで表明した。罰金を辞さずにプロテニス界のルールに一石を投じる行動は、選手、関係者から賛否両論が巻き起こった。4大大会規定では「シングルス本戦出場選手は、開幕2日前から要請があれば会見を開かなくてはいけない」とされているが、開幕前も会見はなかった。

 この日はセンターコートの第1試合という名誉ある立場を任された。持ち味のサーブ力と強打を生かしてストレート勝ちを収め、試合後はコート上と、コート脇での中継局のインタビュー対し「一日一日進む。進歩している途中。もっと試合をすればもっとプレーが良くなる」と笑顔も交えて答えた。しかし予告通り、複数社が要望したオンライン形式の会見には応じなかった。

 4大大会側は声明文の中で、大坂に対して事前に対話を提案し、拒否した場合の処分内容を伝えたことを明らかにした。心の健康に配慮しつつも「試合結果にかかわらずメディアと関わるのが選手の責任」と断固たる姿勢を示している。開幕前の火種は大会初日から大きくなり、収まる気配はない。4大大会2連勝がかかる、本来の盛り上がり以上に注目が集まる大坂の2回戦アナ・ボグダン(28)=ルーマニア=は6月2日以降に予定されている。

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