【DeNA】今永昇太が滑り込み五輪代表アピール!6回1失点「野手の方に助けてもらい」

スポーツ報知
5回2死一、三塁、岡島を左飛に打ち取った今永はガッツポーズ(カメラ・頓所 美代子)

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天5―1DeNA(30日・楽天生命パーク)

 踏ん張った。今永の粘り強い投球が戻った。毎回走者を出しながら、3回の浅村の中犠飛による1失点のみ。今季2度目の登板で295日ぶり勝利は逃したが、6回7安打1失点と試合を作って、侍ジャパン滑り込みへ完全復活を証明した。

 先頭打者の出塁を4度許し、2回以降は毎回得点圏に走者を背負った。味方の援護も4回の1点だけだったが、丁寧にボールを低めに集めた。昨年10月の左肩手術後初登板だった23日ヤクルト戦(神宮)の5回途中6失点から修正。「ストレートの球威が落ちてからもスライダーとチェンジアップを低めに集められ、また野手の方に助けてもらいながら抑えることができました。(伊藤)光さんがうまくリードしてくれました」と納得だった。

 投げ合った楽天・早川は年下の新人ながら、今永の目に留まる存在だった。リハビリ中心で2軍で過ごした2月のキャンプ中、投球の映像を見て感心した。「むちゃくちゃいい投げ方をしている。本当にすごく肩を開くのが上手。しっかり壁を作れているんだなと彼のフォームを見てものすごく参考になった」。同じ背番号「21」の左腕として、意地を見せた。

 東京五輪へも好アピールだ。前回登板を視察した侍ジャパンの稲葉監督は第2先発など救援での起用などにも含みを持たせながら「次の投球、次の登板をしっかりとまた見ていきたいと思っています」と期待を込めていた。19年プレミア12ではエース級の働きを見せた貴重な左腕とあって、復調は吉報となった。

 三浦監督も「前回に比べてだいぶよくなっていた。前回よりもボールがコントロールできたのが一番変わった」と目を細めた。交流戦6戦目で初めて本塁打なしに終わって試合には敗れたが、指揮官は「そういう日もある。毎日ホームランが出るわけではない」と前を向いていた。(安藤 宏太)

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