◆日本生命セ・パ交流戦 阪神9―8西武(30日・メットライフドーム)
西武が両軍合計26安打の乱打戦の末、悔しい1点差負けでカード勝ち越しを逃した。
4点ビハインドの7回には、西武の5番手・岩貞から呉念庭内野手とスパンジェンバーグ内野手の適時打で2点を返し、なお1死満塁の好機で愛斗外野手が1点差に迫る左犠飛。しかし、送球間に三塁を狙おうとした二塁走者・山川穂高内野手が相手の中継プレーで二塁に戻れずタッチアウトとなり、攻撃が終了した。
試合後、辻発彦監督は山川の走塁ミスについて「足のない(遅い)やつが一生懸命やるとそういうこともある」とした上で、「(アウトにならなければ)まだチャンスは続いた。大いに反省しなきゃいけないところだ」と指摘していた。