【大学野球】桜美林大、5年ぶりに東海大を破り2度目の優勝へ王手

桜美林大は2回1死一、三塁、田島大の投前スクイズで三塁走者の磨(中)が生還
桜美林大は2回1死一、三塁、田島大の投前スクイズで三塁走者の磨(中)が生還

◆報知新聞社後援 首都大学野球春季リーグ戦1部 優勝決定トーナメント1回戦▽桜美林大3―1東海大(29日・サーティーフォー相模原)

 桜美林大が5年ぶりに東海大を破り、同年秋以来となる2度目の優勝へあと1勝とした。

 大一番に用意された舞台は、16年秋に佐々木千隼(現ロッテ)を擁して初優勝を決めた思い出の地。東海大にはこの時を最後に11連敗を喫していた。「(連敗の)意識はありました。優勝した時以来ですから」と津野裕幸監督(50)。負けられない一戦で貢献したのが、今季から設置されたデータ班だった。

 同部OBでもある岡本健志コーチ(30)が責任者となり、竹中陸(4年=登美ヶ丘)、松本将虎(4年=聖望学園)がアナライザーになり自校、他校の試合を全試合視察して戦略を分析。リーグ戦中にはA4サイズで30ページ相当の資料を作成し、スライドで選手にレクチャーしてきた。2連敗を喫した前週(22、23日)の東海大戦後にも、約1時間30分のミーティングで改めて攻め方を分析。26得点中13得点が犠飛、スクイズなど適時打以外だったことに着目した。2回、長嶋悠人(2年=千葉明徳)の適時打で先制点を挙げた直後、田島大輔(4年=星槎国際湘南)が初球、投前にスクイズを決めて1点を追加。「いつでもいく準備はしていました。(相手に)1アウトあげても点を取りにいこうと」と田島は声を弾ませた。

 投げては先発の左腕・多間隼介(4年=北海)が8回途中まで6安打1失点の好投。キレのあるスライダーで奪った22アウトのうち14アウトをフライで仕留めた。「腕を振ってスライダーを投げられました。何とか連敗を止めたいと思っていました」と100球を満足げに振り返った。帝京大、東海大と並んでもつれた優勝争いもいよいよクライマックスへ。東海大を5年ぶりに破った勢いで30日の帝京大との決定戦に挑む。「明日もいくつもりです」と多間。28日で学園は創立100周年。2日遅れになるが、優勝で記念日に華を添える。

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