小松正治がカヌー・カヤックペア500メートルで世界選手権出場権 東京五輪予選敗退から3週間「切り替えて」

スポーツ報知
男子カヤックペア500メートルで世界選手権の出場権を得た小松正治(右)と小又明良(2021年5月29日、カメラ・遠藤 洋之)

 カヌー・スプリントの世界選手権選考会が29日、石川・小松市の木場潟カヌー場で行われ、男子カヤックペア500メートルで小松正治(愛媛県協会)、小又明良(自衛隊)組が1分49秒156で優勝。今年9月の世界選手権(デンマーク・コペンハーゲン)の出場権を手にした。

 小松は今月6日にタイ・パタヤで行われた東京五輪アジア予選の男子カヤックシングル200メートルに出場し、決勝7位で出場権を逃していた。帰国後の隔離を経て、24日に練習を再開したばかり。対戦相手の松代龍治(セントラルサーフクラブ)、棚田大志(吉本整形外科)は500メートルや1000メートルを得意とするペアだったが、強い向かい風が吹くコンディションの中、持ち前のスプリント能力を生かして逃げ切りに成功。小松も「自分たちがびっくり。小又選手とは冬場の合宿などで一緒に練習していた仲。ペアは久しぶりで感覚が違ったけど、練習するたびに良さを感じていた」と笑みを見せた。

 2017年に薬物混入問題の被害に遭い、疑いが晴れるまで2か月間、資格停止処分となるなど、苦難を乗り越えてきたが、東京五輪には届かず。「(五輪予選の)決勝のタイムを見ると、ベストの状態なら出せた。そこに合わせられなかった自分が悔しい」と振り返る。200メートルカヤックシングルは、3年後のパリ五輪では種目として採用されなかったため、気持ちを切らさずにすぐに種目変更を決断。少ない準備期間でも結果を残した。「(東京五輪の予選は)終わってしまったことなので、パリに向けて動き出していきたい」と前を向いた。

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