ラグビー日本代表プロップ具智元、フランス移籍も…欧州から複数オファー

具智元
具智元

 ラグビー日本代表プロップ具智元(26)がフランス「トップ14」のチームへ移籍する可能性があることが28日、分かった。26日から大分・別府での代表合宿に参加中で、この日、2017年から4季所属したホンダの退団が発表された。関係者によると、欧州から複数オファーがあり、23年W杯開催国のフランスが有力な新天地候補に挙がっている。

 具は19年W杯全5試合に出場し、日本代表初の8強入りに貢献。1次リーグ第2戦アイルランド戦で相手ボールのスクラムでターンオーバーし、雄たけびを上げる姿は強豪撃破の象徴となった。現在、合宿に参加しているプロップ6人の中で最も若く、23年大会も主軸を担う期待がかかる。次の開催国でプレー経験を積めれば、芝の状態まで考慮して繊細なスクラムを組む日本代表にとってもメリットは大きい。

 フランスの「トップ14」は世界最高峰リーグの一つで、クレルモンでは日本代表FB松島幸太朗(28)が活躍している。ただ、実力は十分認められていても、コロナ禍で移籍へのハードルは以前より高いという。国内では来年1月に新リーグが始まる。状況を慎重に見極めつつ、移籍を判断することになりそうだ。

 ◆具 智元(ぐ・じうぉん)1994年7月20日、韓国・ソウル生まれ。26歳。小6でラグビーを始める。中学時代に来日。大分・日本文理大付高、拓大を経て2017年ホンダ入り。同年11月18日のトンガ戦で日本代表デビューし通算13キャップ。父・東春さん(ホンダコーチ)は韓国代表の伝説的プロップ。兄・智允(29)も今季までホンダ所属。好物はラーメン。183センチ、118キロ。

 ◆トップ14 1892年創設のフランス1部プロリーグで、世界最高峰リーグの一つ。例年は9月に開幕し、14クラブが総当たりのホーム&アウェー方式で戦った後、上位6チームでプレーオフを行う。過去に日本人は村田亙、吉田義人、岩渕健輔、大畑大介、斉藤祐也、五郎丸歩らがプレー。世界最大の年間売り上げ、高年俸でも知られる。

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