菅田将暉に続け!メンズノンノ豊田裕大がトップコート入り「余韻を持たせられるような役者に」

「トップコート」入りした豊田裕大
「トップコート」入りした豊田裕大

 男性向け雑誌「メンズノンノ」専属モデルの豊田裕大(とよだ・ゆうだい、22)が、中村倫也、松坂桃李、菅田将暉ら人気俳優を擁する大手芸能事務所「トップコート」入りした。

 スラッと伸びた手と足。吸い込まれそうな薄い茶色の瞳が印象的だ。

 メンズノンノ専属モデルとして活躍中の豊田が、今月からテレビ、映画、舞台など幅広く活躍する中村らが所属する「トップコート」と契約した。

 豊田は「周りの反響はすごくありました。僕の友達はインスタグラムのストーリーとかで上げてくれ、両親が僕よりも喜んでくれた。事務所に両親と一緒に来た時、中村倫也さんがいて、『中村倫也さんだよ!』って」と照れ笑いした。

 トップコート入りは、念願だった。19年に放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて、同社の渡辺万由美社長が密着されている様子を見た母親から「こういう会社で働けたらいいね」と言われたことがあった。豊田自身も番組に目を通し「距離が近いところに惹(ひ)かれました」。モデルデビューしてからもタレントたちへ親身に寄り添う社長の姿が脳裏から離れず、自ら同社の門をたたいた。

 入社してからも豊田を驚かせる出来事があった。それは、取材開始前。社長自ら膝を床に付ける無理な姿勢をとって、ローアングルから豊田を撮影したのだ。「普通の会社ではないな、と今日も思いました」。まだ入って間もない新人をより輝かせるためには、手間を惜しまない。豊田は、いい意味で“普通じゃない”事務所とともに成長していきたいと強く思っている。

 もともとはスポーツ少年だった。3歳からバスケを始めた。高校は静岡の名門・藤枝明誠に進学し、シューターとして活躍した。「空港ラン」と呼ばれる静岡空港近くの坂道を走るきつい練習を思い返すと、「つらかった。つらかったですね」と苦笑いした。高校1年生の時、2学年上で現在NBAのウィザーズ・八村塁と練習試合で対決したこともある。「めちゃくちゃ上手で、大きかったです」。

 スポーツ推薦で大学に進んだが、プロの道は厳しいと思い知った。新たな夢をいくつか思い浮かべた時に、最もやりたかったものが役者だった。

 「その時、大学1年生の後半で19~20歳くらい。小さい頃からやっている人も多いので、遅いと思いました。何か自分が通用する証明書みたいなものを厳しい親に見せたかったし、自分自身にも証明して、自分はできるんだという気持ちになりたかったです」。

 “証明書”という自信を持つために2019年、愛読書だったメンズノンノの専属モデルオーディションを受けた。約2300人の応募者の中から美容に特化した「ラボ シリーズ賞」に輝いた。

 高校時代、洗顔クリームの泡立て器を購入し、男子寮にちょっとした“洗顔ブーム”を巻き起こしたことがあるほど、美容には気を使っている。今一番気になっている美容アイテムは「20万円くらいする美顔器。撮影で使わせていただいたら、すごく引き締まりました」。雑誌で美容連載を持つほどだが「知識がまだまだ浅いと思う。美容の連載もさせていただいたりしているので、もっと深めていきたいです」。長所に「やると決めたことはとことんやる」と挙げるように向上心の塊だ。

 演技に関しても闘志を燃やしている。先日、初めて演技レッスンを受けたという。実際に映像化もされた震災をテーマにしたシナリオを使用。「難しかったです。表現できるのか、できないのかという緊張もありました。なかなかうまくいかなくて頑張らないとな、って。演技の楽しさに到達するまでいってません。早く上手になって、楽しめるようにまでなりたいです」。現在地を思い知った。まずは楽しく演技できるよう、上達を目指す。

 憧れの役者は、菅田、役所広司、山田孝之、池松壮亮。「見ている人たちに余韻を持たせられるような役者になりたいです。情熱を持って、一歩、一歩と踏みしめて役をやっている役者が理想です」。

 信頼できる事務所、スポーツで培った体力と精神力に高い向上心―。活躍する土壌がそろっている。役者への一歩を踏み出した豊田が表現者として大きく羽ばたく日も近そうだ。

 ◆豊田 裕大(とよだ・ゆうだい)1999年4月10日、神奈川県生まれ。22歳。2019年、メンズノンノ専属モデルに就任。21年5月、トップコート入り。特技はバスケットボールで、趣味はおいしいご飯を食べることと美術鑑賞。長所はやると決めたことはとことんやる。短所は時間の使い方が下手なところ。身長179センチ。血液型A。

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