【中日】失踪の門倉健投手コーチ 届いた“退団届”家族が筆跡確認

門倉健コーチ
門倉健コーチ

 中日は26日、門倉健投手コーチ(2軍担当=47)が同日付で退団したと発表した。球団発表によると、同コーチは15日からファームの練習を無断で休んでおり、以降は姿を見せず連絡も取れていない。翌16日には家族から愛知県警に捜索願が出された。

 その後、2軍マネジャー宛てに郵送で「5月15日をもって、一身上の都合により退団させていただきます」との旨の文書が届いた。消印から、投函(とうかん)されたのは20日とみられる。筆跡が同コーチ直筆であることを家族が確認。球団は“無断欠勤”を重く受け止め、退団させることを決めた。

 現在も球団、家族ともに同コーチとは連絡が取れず、所在確認も取れていない。加藤宏幸球団代表によると「14日までは普通に練習に参加していたし、それ以前に不審な言動も全くなかった」という。13日には自身のブログを更新するなど変わった様子は見られなかった。失踪の原因などについては見当もつかない状況だ。消印に記された地名については「警察が捜索している段階であろうから、球団からは言えない」としている。

 同コーチは中日、近鉄、横浜、巨人、韓国プロ野球でプレーし、引退後は韓国サムスンのコーチを経て2019年から古巣・中日の2軍投手コーチを務めていた。後任に関して同代表は「急な話でもあり、当面は補充は考えていない」と現在いるスタッフで進める意向を示した。

 ◆門倉 健(かどくら・けん)1973年7月29日、埼玉・入間市生まれ。47歳。聖望学園高、東北福祉大でエースとして活躍し、95年ドラフト2位(逆指名)で中日入団。その後、近鉄、横浜、巨人へ移籍。横浜時代の2005年には最多奪三振(177)のタイトル獲得。NPB実働13年で76勝82敗10セーブ2ホールド。韓国SK、サムスンでもプレーし、3年間で27勝17敗1ホールド。13年1月に引退し、サムスンのコーチ等を経て19年から中日2軍投手コーチ。193センチ、90キロ。右投右打。

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