【大学野球】 日大が18年春以来の2部優勝 9回に執念の攻撃で追いつく

スポーツ報知
優勝が決まり歓喜に沸く日大ナイン

◆東都大学野球春季2部リーグ戦最終週第2日▽専大4―4日大(26日・等々力)

 引き分け以上で優勝が決まる日大が、3―4で迎えた9回裏の攻撃で執念を見せた。

 1死から8番打者の代打・宮坂元規外野手(4年=大垣日大)が四球で出塁すると、9番・菅原裕太二塁手(4年=日大藤沢)が中前打でつないだ。続く1番打者に対して暴投があり二、三塁に進塁。この打者も四球で歩いて、満塁という絶好のチャンスを作った。

 ここで打席に入った2番・野村晃太郎右翼手(2年=二松学舎大付)への3―2からの6球目が押し出しの死球に。その瞬間、一塁側の日大ベンチからは大歓声があがり、三塁側の専大は静まりかえった。

 4―4の引き分けで決まった、2018年春以来14度目の2部優勝。片岡昭吾監督(43)は「9回は、まず宮坂が四球を取って後ろにつないだ。菅原は、チームバッティングが出来る選手。送らずに彼に懸けたら、あのつなぎを見せてくれた」と粘り強い攻撃をたたえた。

 同点劇を生み出した影のヒーローは、前日の1回戦で完封し、この日は7回途中から登板した赤星優志投手(4年=日大鶴ヶ丘)だ。「9回は攻撃につながるため、三者凡退に取りました」と赤星。片岡監督は「ベンチからは『赤星を勝たせるぞ』という声があがっていた。出たことによって、チームが盛り上がった」と絶対的エースの存在感の大きさを認めた。

 次のターゲットは、6月21日から始まる入れ替え戦。17年秋以来の1部昇格に向け、1部6位の東洋大、7位の立正大と戦う。「きょうは劣勢から追いつき、投手陣も粘れた。今後につながる試合だと思います」と赤星。チーム一丸となって最後の最後に手にした優勝を自信とし、神宮での決戦に臨む。

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