沼津東、窪田悠人、史上初5000メートル、3000メートル障害2冠、夢は箱根…静岡県高校総体陸上

ゴール後にガッツポーズする沼津東・窪田(左)
ゴール後にガッツポーズする沼津東・窪田(左)

◆陸上 静岡県高校総体(23日、静岡スタジアム)

 男子5000メートルで、22日に3000メートル障害を大会新で制した窪田悠人(沼津東3年)が14分37秒22で優勝し、史上初となる両種目での2冠を果たした。

  ラスト1周を告げるベルが、スパートの合図だった。男子5000メートル決勝で、沼津東・窪田は「勝負にこだわった」と序盤は緩いペースの先頭集団4番手につけると、残り400メートルから加速。両手を突き上げながらゴールを駆け抜けた。「『出し切った!』という感じ。足もやばかったんですけど行くしかなかった」と笑顔を見せた。

 異例の“二刀流王者”が誕生した。県高校総体73年の歴史の中で、3000メートル障害と5000メートルの2冠達成は初だ。関係者も「同じ大会で(負担の大きい)この2種目に出る選手はほとんどいないし、どっちも優勝するのは聞いたことない」と目を丸くする。

 窪田は3000メートル障害を制した前夜、友人から宿泊先でマッサージを受けるも「朝起きて『足が動かねえ』って感じでした(笑い)」。それでも「普段の練習から、うまく疲れを取るようにしてきたし、沼東で頑張っているのは自分だけじゃない」と力を振り絞った。

 初の全国総体出場を懸け、6月18日開幕の東海総体(三重)に臨む。「3000メートル障害の方が得意ですけど、夢は箱根駅伝に出ること。東海(総体)は5000メートルで優勝したい」と目を輝かせた。

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