駒大の唐沢拓海&鈴木芽吹が日本人1、2位 男子2部5000メートル

関東インカレ2部5000メートルで日本人トップ争いを繰り広げる駒大・鈴木芽吹(36)と駒大・唐沢拓海(10)
関東インカレ2部5000メートルで日本人トップ争いを繰り広げる駒大・鈴木芽吹(36)と駒大・唐沢拓海(10)

◆陸上 関東学生対校選手権 最終日(23日、相模原ギオンスタジアム)

 男子2部の5000メートル決勝が行われ、箱根駅伝2区と3区の区間記録を持つ東京国際大のイェゴン・ヴィンセント(3年)が13分42秒54で優勝した。1万メートルと合わせ2冠。2位は日本薬科大のノア・キプリモ(3年)で13分50秒42。日本人トップの3位は駒大の唐沢拓海(2年)で13分53秒11。日本人2位の全体4位は同じく駒大の鈴木芽吹(2年)で13分53秒33だった。

 箱根駅伝王者の駒大の2年生同士が激しい日本人トップ争いを繰り広げた。ラストスパートの勝負で、唐沢が先着。0秒22秒差で鈴木が続いた。20日の1万メートルでも日本人トップの3位と健闘した唐沢は「やっぱり疲労がありました。最後、力を振り絞りました」と会心の笑みを見せた。

 今年の第97回箱根駅伝(1月2、3日)では最終10区で3分19秒差を大逆転して、13年ぶり7度目の優勝を果たした。1区15位の白鳥哲汰、5区4位の鈴木芽吹、7区4位の花尾恭輔と3人の新人が優勝メンバーに名を連ねた。唐沢は16人の登録メンバーには入ったが、6区のリザーブで出番なしだった。「優勝はうれしかったけど、出られなかったことは悔しかった。2月、3月はチームの誰よりも走り込みました。それが、今の結果につながっていると思います」と唐沢は話す。次の箱根駅伝に向けて「3区を走りたいです」と意欲を見せた。

 大八木弘明監督から唐沢への指示は明快だったという。

 「青学大のルーキー3人(鶴川正也、若林宏樹、太田蒼生)に負けてはダメだぞ!」

 大八木監督の指示を完遂した唐沢は「指示を守れて良かったです」と笑顔で話した。

 唐沢に競り負け、日本人2位の全体4位だった鈴木は「唐沢に負けたことは悔しいですけど、チームメートとしては頼もしいです」と明るい表情で話した。

 今大会で駒大はエースの田沢廉(3年)を温存しながら、1500メートルで蓮沼直希(4位)、ハーフマラソンで花尾恭輔(2年)がそれぞれ2位になるなど各種目で存在感を発揮。箱根駅伝王者の駒大は、今季も大学駅伝界の中心にいることは間違いない。

 関東学生対校選手権は、関東の大学の長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベント。今年が第97回大会だった箱根駅伝より歴史が古い関東インカレは今年、記念すべき100回大会を迎えた。男子種目は16校の1部、それ以外の2部、大学院生による3部に分けて行われる(1部の15、16位と2部の1、2位が翌年、入れ替わる)。1部と2部は短距離、フィールドを含めた総合力で決まるため、駒大、青学大など長距離・駅伝をメインに強化しているチームは2部に属する。今年の箱根出場21校は1部10校、2部10校ずつとなっている。

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